このピュア〔？〕あなたに届けたいっ！【呪術廻戦】

ピュア ６ ページ7

「そうだA、１年生にはもう会った？」



「悠仁君には会ったよ」



「あー… どうだった？」



「笑顔が輝いてた」



「バカ」



「イテッ」






ひっぱたけばいいってもんじゃないですよ悟さん。後輩には優しくしてください。


そんな風に心で思っているとそうじゃなくて、と言う






「あー、宿儺の器になった１年生がいるって聞いてたけど、まさかまさか悠仁くんだとは！！」



「だよねぇー！

あ、他の１年生にはまだ会ってない？」



「うん」







「あ。有馬さーん！」



「ん？」






珍しく私を呼ぶ声


こんな声の子いたかな…



振り返ると３人いて、その中から１人が手を振りながらこっちに走ってきていた


お？あのキラキラした笑顔は…






「悠仁くん！」



「ちょ、虎杖あの綺麗な人誰よ！」



「あはは野薔薇もっとこいつのハードル下げた方がいいって」



「どっからどう見たって可愛いじゃない！」



「で、誰なんですか？」






明るい茶髪の女の子とツンツンした黒髪の男の子


まって、２人とも美形すぎるッッ


悟も相まって異常に顔面偏差値の高い空間が出来上がってしまったッッッ






「って、おーい？」



「っえ？」



「聞いてた？」



「聞いてなかった」



「でしょうね… 僕今年も１年持ってるからこの子らの担任やってます！

ほらほら、２人とも挨拶してー！」



「伏黒恵です」



「釘崎野薔薇よ」



「うーん、恵くんも野薔薇ちゃんも可愛い！あ、私は有馬A。よろしくね」






いやぁ、若いって素晴らしい！！


３人ともぴっちぴちでいいと思うよ！！！






「有馬さんは先生やってるんですか？」



「違うよー、こいつ普段は七海のこと追っかけてるから」



「ちょ、そう言うのってあんまり言わない方が」



「あれ？みんなまだ見たことない？Aの奇行」



「(エ！？)」



「(俺はこの間見たしなぁ…)」



「(この人まじか)」






各々に何かを考え込む


ええっ！そんなになんかずっと考えなくていいんだよ！？






「有馬さんはちなみにどこが好きなの？」



「えぇ…？全部かな…」



「ほら、Aも七海に『今日もかっこいいですね』くらい言ったらどうですか？」



「それは毎日やってるじゃん」



「毎日やってるんだ…」



「Aさんそんなんじゃダメよ。『今日はずいぶんお疲れですね… でも、疲れた七海さんてセクシーでステキ…♡』くらいやんないと！」



「天才か…！？」



「ちょっと、うちの生徒に万札(お小遣い)与えないでください」




　

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