このピュア〔？〕あなたに届けたいっ！【呪術廻戦】

ピュア ４５ ページ49

「あ、そういえばもうこんな時期ですね。有馬の顔芸も毎日見られなくなるかと思えば少しは寂しいです」



「顔芸？？？

え？見れなくなるって、もしかしてそろそろ地球終わる？」



「は？そうじゃなくて来週何がありますか？」



「来週……？春休みだけど……あ！もしかして私に会えないのが寂しいの？心配しなくてもお呼びとあらば毎日、」



「じゃなくて年度末でしょう、年度末」



「っハッッ！まさか、私が問題起こしすぎてキリ良く時期を見て追放されそうってこと？流石に大丈夫だっ、」



「ちがいますよ、年度末ということは担当管轄が一掃されるでしょう。しかも、高専所属じゃないフリーの術師は持ち上がりじゃないので高確率で担当は被りません」






な、な、なんだって！！！


そういえば忘れてた！えっどうしようどうしよう！？どうしたらいい！？どうしたらいいの！！？






「建人くん！私離れ離れやだ！！寂しいよ！逃げよう一緒に！このままどこかへ！」



「おひとりでどうぞ」



「ぴぎゃー！！！」






ううっ、そんなぁ…無慈悲な…


こうなったら夜蛾(先生)にお願いするしか……いや、上層部に殴り込みに行くか……？いやいやいや、悟がもっと東北の方ばっかり担当すればこの辺の担当は私たちになるのでは……



うえええええん！建人くんと離れ離れやだぁー！！！






「私、建人くんとやりたいことまだたくさん…… もう叶わないなんて……」



「………はぁ、やりたいことってなんですか」



「っよくぞ聞いてくれました！」



「嫌な予感がするメモ帳(アイテム)出てきましたね」



「建人くんとの未達成事項はつぶさに記録してるからね」



「その勤勉さを他の分野で発揮できれば……」






とりあえず優先事項を決めようとペラペラとページをめくっていく


えー、迷う………

どうしよう……






「その赤枠で囲ってあるのも未達成事項ですか？」



「そうだよ！」



「ちなみになんと？」



「セッ クス」



「そんなもの赤で囲まないでください」



「でっ、でもほら！注意書きに『交際につながらずともとりあえずは可』ってあるから！大丈夫！」



「破り捨てなさいそのページ」






あとは？箱根旅行！却下、と即答されてしまう始末

もっと気軽なやつを出せと言われ、悩んだ末に『おっ ぱいを触らせてもらう』は？と聞けば再び破り捨てろと言われてしまった






「ねぇー！！！ほんとにやなんだってばぁー！！！」



「はいはい、落ち着いてください」



　

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