このピュア〔？〕あなたに届けたいっ！【呪術廻戦】

ピュア ３８ ページ42

「王様ゲームしよう」



「嫌です」



「私パス」



「んー、俺もかな」



「ダメに決まってんでしょ！やるの！1年生のみんなは拒否権ないんだからね！」






恵くん、野薔薇ちゃんは即答。悠仁くんは悩んでくれるもやってくれない

もうっ！



もちろん建人くんの参加は決まってるし、ノリノリの悟も混ぜてあげないこともない。人数いた方が面白いしね！






「では、ここにくじがあるので引いてくださーい！」



「用意周到か」



「もともと巻き込むつもりじゃないですか」



「きこえなーい。はい、王様だーれだ！」






目の前でジャラジャラさせて引いてアピールをすれば仕方なくそれぞれ引いてくれる


なんだかんだでみんな優しいんだよねー！そゆとこすきだよ！






「あ、私王様だ」



「釘崎かー、釘崎のお題ってなんかキツそう…」



「わかってるじゃない虎杖。こういうのは恥ずかしいことをさせてナンボよ」



「やっちゃいな野薔薇ー！」






王様を引いたのは野薔薇ちゃん。めちゃめちゃ悪い顔で笑ってるから、多分なかなかの指令を出そうとしてんね…


楽しみだなー、楽しみだなー！



悠仁くんと恵くんはなんか、どことなくげっそりしてたりするけど、なんか、前科有りなカンジ？




「2番と6番、愛してるゲームね」



「さぁさぁ、出てきなさい2番6番！」



「僕、6番ー！」



「悟かー。2番はー？」






愛してるゲームくらいだったらなんてことないね、しかも相手は悟だし

目隠しとったらとんでもねぇご尊顔だけど、性格ひどいし。フェアリーゴッドマザーも驚くスピードで魔法は解けるよ。うん。問題ナシ。


さてさて！2番はー？






「ナナミン何番？」



「いえ、気にしないでください虎杖くん」



「えー？もしかしてナナミン2番とか？」



「見せろって七海」



「あ、ちょ、」






さっきから一言も発しない建人くんに話題を振った悠仁くん。たしかに、建人くん何番なんだろ、


そう思っていれば徐々に怪しくなっていく言動。え、まさか？

いやいや、そんな、ね、？え？


ひょいっ、と建人くんの手からくじを抜き取った悟。くじの番号を見てみれば、






「七海2番だー！！」



「っはぁ………………………」



「えっ、ため息ながっ」






うそでしょ……？

　

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