自覚なし ページ45
話を聞くと、チームに亀裂が入ってしまったようだ
原因は才能の開花
今の帝光バスケ部はチームプレーではなくワンマンプレイで勝利を掴んでいるらしい
涼太くん自身も才能が開花している
自分こそがオンリーワンでナンバーワン
誰も自分たちを超えてくれはしない
しかも青峰くんは部活をサボるようになったらしく
黄｢できるなら、また青峰っちと1on1したいっス…｣
と、力なく言う涼太くん
私に出来ることはないかな
黄｢急にこんな事言われても困るっスよね。ごめん｣
『やだ』
黄｢え？やだ？｣
『あ、やだじゃなくて…嫌なのは嫌なんだけど…えっと、』
口から飛び出た言葉
言いたいことがまとまらず口ごもっていると
黄｢言いたいこと、まとまってからでいいっスよ。まってるから｣
涼太くんは1度も急かすことなく本当にただまっていてくれた
『涼太くん、いつも元気なのに今日は暗くてびっくりした。けど、困ってない』
黄｢うん｣
『チームのために、私ができることがあるなら、力になりたい』
黄｢…ありがとう、Aっち｣
『ううん。話してくれてありがとう。頼られてるみたいで嬉しかった』
黄瀬が｢えっ｣と目を丸くする
黄｢俺、Aっちにはめちゃくちゃ頼ってるっスよ｣
『え？』
黄｢自覚ないんスか？日直の時とか教科書忘れた時とか。それに今だって助けてくれたし。ちょっと頼りすぎかなって反省してたんスよ？｣
涼太くんが指折り数えながら苦笑気味に言う
Aにとってはお礼のひとつだったし特別なことをしたつもりはなかった
それでも、こうやって覚えていてもらえて嬉しかった
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のばな - 主人公兄いるのに、青峰に対して(お兄ちゃんがいたら)ってところ、おかしいですよ。 (2019年1月18日 2時) (
レス) id: 15d6d61a9f (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - 泡雪さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(*´∇｀*)これからもよろしくお願いします！！ (2018年1月2日 16時) (レス) id: 86557fdfe9 (このIDを非表示/違反報告)
泡雪(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読んでます！！頑張って下さい！！！ (2017年12月31日 22時) (レス) id: ee11e1b4e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - たまごさん» ありがとうございます！！頑張りますね！ (2017年11月19日 14時) (レス) id: 86557fdfe9 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ピュアな黄瀬くんかわいい！更新頑張ってください！ (2017年11月19日 2時) (レス) id: fe22327841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2017年10月22日 1時
