俺が仕組んだ事 ページ17
俺の席は窓際から2番目の後ろから2番目
Aっちの隣
実はこれ、俺が仕組んだのだ
あの日、恋に気づいた日
少しでも長くAっちのそばに居たい
あの笑顔をずっと隣で見ていたい
そう思った
だから、黒子っちに頼んで席を替わってもらった
先生｢くじ引きするぞー｣
前の席はやだ、とか
一番後ろがいいなどクラスが騒がしくなる
そんな中俺はAっちの隣ならどこでもいいと思っていた
Aっちの隣がよかったのだ
彼女の番号は４番らしい
黒板を見て隣の番号を確認する
隣は9番
9番を引けるように手に力を込める
くじを開くと…16番と書いてあった
俺は肩を落とした
だがそんなことで諦めないのが俺だ
くじを替えてもらおう
9番を持っている人を探す
黄｢ねぇ、何番だった？｣
｢12番だよ、前じゃなくてよかったー。黄瀬は？｣
黄｢よかったっスね！俺は9番探してるっス｣
｢9番？あぁ、いい席だな｣
黄｢そうなんスよ。めっちゃいい席｣
仲のいい男子に聞いてまわる
9番は場所的に男子が引いたはずだ
黄｢あ、黒子っち！！｣
黒｢なんですか黄瀬君｣
黄｢黒子っち何番だった？｣
黒｢…9番です。目立たなくていい席を引けました｣
は！？いた！！9番！
黄｢く、黒子っち！俺と席かえて！｣
黒｢急にどうしたんですか。嫌です｣
黄｢え〜！！お願い！16番だっていい席っスよ？廊下側の一番後ろ｣
黒｢…いいですね、交換しましょう｣
黄｢ほんとっスか！！やった！ありがとう黒子っち！｣
黒｢どういたしまして。僕、廊下側が良かったんです。｣
廊下側の席を引けてよかった
俺は運がいい
9番のくじを手に入れることができた
これでAっちの隣になれる
黄｢あ、隣Aっちなんスね！よろしく｣
隣になったのが偶然のように話しかける
『涼太くん、よろしくね』
そう言ってふわりと笑う君
窓から入ってきた夏の風が君の髪を揺らす
これからは楽しくなりそうだ
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のばな - 主人公兄いるのに、青峰に対して(お兄ちゃんがいたら)ってところ、おかしいですよ。 (2019年1月18日 2時) (
レス) id: 15d6d61a9f (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - 泡雪さん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです(*´∇｀*)これからもよろしくお願いします！！ (2018年1月2日 16時) (レス) id: 86557fdfe9 (このIDを非表示/違反報告)
泡雪(プロフ) - いつもキュンキュンしながら読んでます！！頑張って下さい！！！ (2017年12月31日 22時) (レス) id: ee11e1b4e8 (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - たまごさん» ありがとうございます！！頑張りますね！ (2017年11月19日 14時) (レス) id: 86557fdfe9 (このIDを非表示/違反報告)
たまご - ピュアな黄瀬くんかわいい！更新頑張ってください！ (2017年11月19日 2時) (レス) id: fe22327841 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2017年10月22日 1時
