ずっと2人で。[鬼滅の刃][不死川実弥]

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[A]




不死川さんに
鬼殺隊に入りたいと告げた夜。





不死川さんのコネで選別試験もせずに鬼殺隊に入った私は、不死川さんと同じ色の隊服を貰った。





不死川「おい、これでも羽織っておけ。
夜は一応寒いからな。」





A「あ、ありがとうございます！」





不死川さんの羽織物に少し似ている羽織物を貰い、
上に着て、ピンク色の刀を腰のベルトにさして
もう既に玄関で私のことを待っている不死川さんの所へ急いだ。





初仕事が思った以上に早く、
まさか入りたいと言ってこんな1時間後に出させてくれると思わなかったから、正直緊張している。





不死川「いいかァ？お前はまだ入りたてだァ。
何があっても俺が傍にいる時以外は1人で鬼狩りしに行くのはダメだ。約束なァ？」






A「はい！分かりました！」







不死川「おう。忘れ物はないかァ？」






A「はいっ！」





確認をして2人で暗い外へ出る。
不死川さんの屋敷は山の中にあるから、
そこから人里へ行くのには少し時間がかかる。




おまけに周りが茂みだらけで
夜の暗さがさらに増してかなり怖い。





一瞬それを考えて首を大きく横に振った。
何考えてるんだ私は。さっき不死川さんに決意を示したでしょ！こんなので怯んではダメ！




自分の心に強く叩き込んで
前に歩いてる不死川さんのたくましい背中をみた。






不死川さんの背中をみたら、
なんだか怖さもなくなってきたな…






そう思いながら
2人で人里までたどり着いたら早速路地で人を探してる雑魚鬼一体を見つけた。






不死川「早速いたな。今なら周りに人もいねぇ。
A、初仕事だ。あの鬼の首を斬ってこい。」






A「え！ひひひ、1人でですか!?」





不死川「当たりめぇだ！1人で出来るようにならないと意味がねぇ！ほら行け！」





ひぃぃぃ！
訓練してた時より倍で鬼のような怖さになったよ不死川さん。



最初だから一緒に戦ってくれるのかと思ってたけど、そんな甘くはないみたい。







嫌々鬼の元まで走ると、
鬼が私に気づきこちらへ向かってきた。






鬼「美味そうだなぁ。」





A「っ…………」






動揺するな！自分！
呼吸に集中！






A「全集中 桜の呼吸 壱ノ型 桜紋筋！」






鬼の首に一直線で刀が当たった。
よし！これで斬れ…………てない!?






私の刀は鬼の首に少しくい込んで
止まっていた。





動揺してる隙に
鬼の蹴りがきた。

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