ずっと2人で。[鬼滅の刃][不死川実弥]

30 ページ30

[A]



蜜璃ちゃんと沢山恋バナをした後、
屋敷に帰ってきた。





いつもは不死川さんと一緒に入る玄関、
今日はただいまを言ってもすぐ横でおかえりと言ってくれる人はいない。





きっと今頃不死川さんは
凛さんの傍で護衛をしてるんだろうな…




凛さんいいなぁ、不死川さんといれて…
なんて思ってしまう。





1人で夜ご飯を食べ終えて、
外は暗いけど庭で早速稽古を始めた。





いつもはこの時間鬼狩りに出てるけど、
今日は駄目と言われてるから我慢。





鬼の首を斬る力をもっとつけるために
私は剣を振りまくった。







稽古を初めて数時間経った時、
突然カラスが屋敷に入ってきた。






鴉「カー！カー！A！
北北東へ向カエ!!ソコデ炭治郎ト合流セヨ！」






え!?鬼狩りに！？





A「でも私、鬼狩りに出ては駄目と不死川さんに…。」







鴉「炭治郎ガ苦戦シテル！！
加勢に向カエ！！」






炭治郎って誰か分からないけど…
困ってる人がいるのに、ほったらかす程私も落ちこぼれちゃいない！





A「分かりました！直ぐに向かいます！
炭治郎さんがいるところまで案内して下さい!!」







私は刀を持って屋敷を飛び出した。

31→←29

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す