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[A]




一瞬蜜璃ちゃんが何を言っているのか
全然聞き取れなかった。



私が!?不死川さんに恋ぃぃぃ!?







A「そそそ、そんなこと有り得ない!!
不死川さんは私にとって師範みたいな存在で…とても優しいし、良い人で尊敬してるけど……」







甘露寺「けど………?」





蜜璃ちゃんは少し微笑んで首を傾けた。







A「優しくて、私が鬼狩りで危なくなった時とかに必ず助けてくれるヒーロー的な存在で……」





そんなに素晴らしい人を
私が好いていいはずがない。






甘露寺「Aちゃん。自分の気持ちに正直になっていいのよ!恋ってのはね、1度好きになったらなかなか諦められないの。
Aちゃん凛さんの事を話してる時、嫉妬してる感じだったわ。きっと不死川さんの事が大好きなのよ!!」






そんな……!
言われてみれば無意識に凛さんに嫉妬していたかもしれない。


私よりも不死川さんと仲良くて、しかも不死川さんから凛さんにおはぎ屋に誘ったりとか……本当はすごい嫉妬していた。





嫉妬してたってことは、私……
不死川さんの事が好きになってたんだ…。






蜜璃ちゃんのおかげで、
ようやく心にかかってたモヤの正体がわかった。






A「蜜璃ちゃん、気づかせてくれてありがとう。
私、不死川さんのこと好きみたい!」






甘露寺「気づけたみたいで良かったわ!!
恋って素敵よね!好きな人のためにどんどん努力出来ちゃうもの!!」






そういう蜜璃ちゃんの表情をみて、
もしかして………






A「もしかして蜜璃ちゃんも好きな人いるの?」





っと聞けば、彼女は肩をビクッとはさせて、
もじもじしてから語りだした。






甘露寺「実は…伊黒さんのこと気になってるの!!」





い、伊黒さんんん!?
意外すぎる人で思わずびっくりしてしまった。






甘露寺「最近文通してるんだけど、文もネチネチしててとっても素敵なの!!毎日それが楽しみなのよね!!」





っと楽しそうに語る蜜璃ちゃんをみて私はホクホクした。




文通までしてるってことは、
きっと2人とも気があるんじゃないかな。




それに比べて私は……
不死川さんは私の事稽古を教える子としてしか見てなさそうだし、私より凛さんの方が可愛いし、おはぎ屋のお誘いもしていたし……





自分が恋していることに気づけたけど、
きっとこの恋が叶わないだろうと私は思った。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 不死川実弥 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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美月(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!後、細かいようですが、厨房会議ではなく柱合会議ですよ! (2020年5月19日 15時) (レス) id: d560ff43cd (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - こすもす。さん» わぁぁ!そう言って頂けると本当に嬉しいです(><)ありがとうございます!!最近更新が止まってますがまた書き始めて行くので是非楽しんで見てくださると嬉しいです!! (2020年4月24日 3時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
こすもす。 - 実弥推しになりそう、!めっちゃ話の内容好きです!作者様、書いてくれてありがとうございます! (2020年4月23日 0時) (レス) id: f30f25af72 (このIDを非表示/違反報告)
花月(プロフ) - 夢世_yumese_さん» あぁぁ!すみません!気づきませんでした。教えてくださってありがとうございます!! (2020年2月9日 13時) (レス) id: 728947fc11 (このIDを非表示/違反報告)
夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年2月9日 13時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花月 | 作成日時:2020年2月8日 18時

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