▼ だいじょぶか？ ページ22
.
あれから、毎日一緒
と言うわけではないけど、週に何回かの昼休みは俺らと過ごしてくれるようになった藤木。
俺らと居らん時はやっぱり��みんな��のお世話をしに行ったりしてるようやった。
今日の昼は、その藤木が居らん日。
でも、外は雨降ってるからお世話しに行ってへんと思うねんけど...
食べ終わって暇になったから、�陲舛磴鵑里箸海砲任盥圓�かってなって保健室に向かう。
重「あ、」
保健室に向かう途中、
結構な量のノートを持った女の子がフラフラと不安定に階段を降りとって、それが藤木と気付くまでに時間はかからんかった。
重「...先いっといて」
神「ふはっ、はいよー」
流「早よ行ったならコケるで？あれ」
重「ぉん」
また誰かに押し付けられた仕事なんやろうか。
きっとその足は職員室に向かっていて、急ぎめに後を追いかけた。
「んっ、しょ、、」
ノートが多いから足元が見えへんねやろう。
藤木に声をかけようとしたそのとき、
ーーバタンッ！！
重「っ、」
流星の言うた通り、盛大に転けた。
重「藤木、だいじょぶか？」
そこら辺にノートが散らばってるけど、それよりも藤木のほうが心配で。座り込んだままの膝は赤くなっていた。
「、、っ。」
重「怪我してへんか？」
「、、ごめんなさいっ、」
重「ちょ、ふじき」
俺と目が合うと、顔色を失ったというか
えらい焦ってノートを拾いはじめる。
その手は震えてるし、さっきから少し上がってるように聞こえる呼吸。
そんな様子が余計に心配になって、一生懸命ノートを拾っている藤木の手を、思わず掴んで止めた。
重「藤木、っ」
「....ごめんなさい、
ちゃんと出来るからっ、！
もう失敗しないから、、っ
ごめんなさい、ごめんなさい、、」
重「大丈夫やって。
転んでノート落としただけやんか！」
「っ、、」
重「だいじょうぶ。な？」
さっきから「大丈夫」しか言ってへんけど
とにかく藤木を落ち着かせなあかんと思って、
掴んだ手を撫でてやる。
重「痛いとこは？」
「っ、ないです、」
重「嘘つけ、膝真っ赤かやで？」
「.....膝、いたい」
重「ふはっ、やろうな。
ズデーーンって凄かったもん。」
「っ、、
ノート、
みんなのノート、」
重「...ノートなんて大丈夫や。
ちょっとそこ座って待ってて？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1501人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シゲ猫 - すみません。 ワイの連れがいたらん事いってますぅ。 ワイの携帯勝手に使っていろいろ言って！気にせんといてくださいね！ いつもどうりにしとるだけやんよー あっ、この作品めっちゃよかですやん！ 応援しとるけん！なぁー (2016年12月28日 6時) (
レス) id: e916017944 (このIDを非表示/違反報告)
グリリン - すみません。うちのバカがご迷惑かけます。シゲ猫しかっておきます。 申し訳ございません。 (2016年12月28日 6時) (レス) id: e916017944 (このIDを非表示/違反報告)
シゲ猫 - 濱ちゃんの優しい感じめっちゃ好きです！あぁー…みんなよかね！ 早く続きが見たくて、うきうきしとります！ガンバテくださぁーぅい。 (2016年12月28日 6時) (レス) id: e916017944 (このIDを非表示/違反報告)
＊ ゆき ＊(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます！照史先生ちょこちょこ出てもらいます笑！先生陣もいい味出せるように頑張りますね(*^^*) (2016年12月5日 23時) (レス) id: c3e5c14128 (このIDを非表示/違反報告)
＊ ゆき ＊(プロフ) - ぴっぴ。さん» コメントありがとうございます！ふしぎちゃん需要があって嬉しいです(/ _ ; )！これからも応援よろしくお願いします(*^^*) (2016年12月5日 23時) (レス) id: c3e5c14128 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆき
| 作成日時：2016年11月27日 22時
