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公園 ページ14
近くの公園のベンチに座り、左足を掴んできた。
激痛が走り思わず声を出してしまった。
『痛っ!!』
樹｢やっぱり…捻挫したでしょ？｣
頷くと足を掴んだまま、藤原くんのカバンから湿布とサポーターを出すよう指示された。
出した時、靴と靴下を脱がされ、足首に湿布を貼った。
そして、靴下を履かされサポーターを巻かれた。
『あの…』
樹｢あの先輩、中学校の時からいい噂がない先輩だった。だから、赤井さんがあの先輩の被害に遇わないようにしたかったけど、俺は相応しくなかったね｣
なんで？
『相応しいっ！私、藤原くんのこと…っ！』
危うく、｢好きなの｣と言おうとしてしまった。
『カッコイイって思ったよ！』
そう言うと顔を赤くし恥ずかしそうに私の目を見つめた。
樹｢赤井さんは好きな人いるの？｣
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作者名：美波希
| 作成日時：2019年6月22日 21時
