川村壱馬に拾われました

二日酔い ページ14

壱馬｢おえっ…｣



二日酔いになった川村さん





一応、吉野さんに報告




『もしもし？黒木Aです』




北人｢おー、どうしたの？｣





『今日って川村さん、仕事ありますか？』




北人｢あー、今日はないけど…もしかして、二日酔い？｣





『そうですね…(笑)私、これから面接あるので、どうしたらいいか分からなくて』




すると吉野さんは






北人｢そっちに向かうから、大丈夫だよ！面接頑張って！｣






そう言って、電話が切れた







川村さん、大丈夫かな？





水を置き、手紙を残し家を出た。







壱馬side






気持ち悪さが多少残る中、リビングに行くと





水と手紙が残されていた



｢脱水症状に注意です。スポーツドリンクがあれば良かったのですが見当たらなかったので水をしっかり取ってください。Aより。｣








すげー、綺麗な字








水を飲み干し、結構楽になった時に北人が家に来た。






北人｢大丈夫かー？｣





壱馬｢おう。｣




北人｢あまり、Aちゃんのこと困らせちゃダメだぞ。｣






…え？困らせる？







壱馬｢え、俺、Aになんかした？｣




北人｢抱き着いて｢ちゅーして！｣とか言っていた。｣




うわ、





完全に引かれるやつだよ。







俺、もう無理だ←





北人｢でもAちゃんっていい子だね。俺が壱馬から奪いたいくらい｣






気づくと苛立って、北人の胸ぐらを掴んでいた。






北人は意地悪そうに微笑み





北人｢冗談だよ。｣




そう言った。




しかし、目は嘘を着いていなかった。





壱馬｢お前には渡さねーよ。｣




北人｢壱馬がAちゃんを泣かせたら俺が奪い取りに行くから。｣

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