川村壱馬に拾われました

王子系飼い主 ページ13

『んー…』



ご飯を作っていると川村さんが帰ってきた音が聞こえた。





でも複数人いる。





もしかして、彼女？






川村さんが見えると







壱馬｢ただいまッ！癒し〜!!｣





そう言って、キッチンに来て抱き締めてきた






『わっ！』





川村さんは多分、酒飲んでる。





『川村さんっ、酒臭いっ…』





すると、見えたのは女の子のような…男の子のような人だった




？｢え、女の子？｣




声を気限り男の人だ





『あの…これは…』




壱馬｢んふふ〜、この子ね〜？俺のペットぉ｣






いや、フリーズしてるから！





『あのですね？』






？｢あぁー、君が黒木Aちゃん？壱馬から話聞いてるから大丈夫だよ〜｣






『はぁ』




壱馬｢A〜、ちゅーは？｣





？｢俺、吉野北人って言うんだけど、壱馬の事よろしく。








まぁ、なんかあったら、不安だからここに連絡先置いておくね。｣



…え？いやいやいや！






『待ってください！この人、酒どれくらい飲んだんですか？！』





北人｢日本酒1本は飲み干していたけど…まぁ大丈夫でしょ！｣







いや、ニコニコしているけど…






『二日酔い確定だな…』





北人｢Aちゃん、｣





『はい。』





北人｢壱馬、結構優しすぎるけど付き合ってあげてね？｣






…？そう言って出て行った。








『川村さん？』





壱馬｢なぁに？｣




そう言って、キスをした






やっぱり、この人…





『酒臭い…』






触れるだけのキスは何故か熱を帯びていた。





壱馬｢俺ね〜？A見てると、本当に癒される〜｣




…うん、かなり酔ってる。





『川村さん、もう、ご飯食べなくていいから寝室行きますよ！』



そう言って、川村さんを寝室に連れて行った。





まぁ、襲われずに無事だった。





作った料理をタッパーに詰めて、冷蔵庫に入れて予定表を確認した。







『明日が…』





面接






頑張らないとな…

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