ずっと好き (ページ5)

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No.4 ページ5

それぞれ欲しいものを買って

カフェみたいな所で

ただ今ランチ中。

パスタを食べようと思ったその時

携帯に着信

『あ、康太』

彩菜『電話？』

私は頷いて電話に出た

『もしもーし』

『A、今日飲まない？

彩菜もいけるんだったら一緒に』

『ちょっと待って、今一緒にいるから聞く』

彩菜に状況を説明したら

"行こ行こ！"

彩菜は結構ノリ気

『もしもーし、いいよ！行こ！』

『お、マジ！？っしゃ～笑。あとさ…』

どうやら昨日のドタキャンくんも来るとのこと。

彩菜に言ったら良いじゃん！多いほうが楽しい！

ってことで4人で飲みに行くことになった。

康太と、その友達が仕事終わり次第集合になった。

彩菜『康太の友達どんな人なんだろね～』

『かっこいいのかな～笑』

ランチ中は康太の友達の話で持ちきりになった

ランチの後もブラブラして夕方ぐらいになった

康太から連絡もあって、

どうやら康太が車で迎えに来てくれるらしい

『あ、あれじゃない？』

黒い車が私たちの前に止まった

康太『はい、乗って乗って』

車から顔を出し私達に、そう言った

車に乗って目的地に出発

彩菜『康太久しぶりだね笑』

康太『だな～笑』

『あ、友達さんは？』

康太が言うには先に店に入ってるらしい

康太『まあ、週刊誌に撮られたりしたらまずいからなー』

週刊誌…？？

え！芸能人？！

彩菜『芸能人なの！？』

私が言いたかったことを彩菜が言ってくれた

康太『まあな笑。俺、芸能人と友達～笑』

なんて、自慢げにいっている

彩菜『誰！？』

康太『着いてからのお楽しみだな』

彩菜はずっと誰、誰？って康太に聞いてる

そら気になるよね。誰なんだろ

男だよね…？まさかの女？

全くわからないまま店に着いた

彩菜は"うわ～なんか緊張してきたわ笑"

って言って笑ってる

彩菜さんごもっともです。

そう心の中で思いながら康太のあとをついて行った

個室に案内された

康太が先に入っていった

？『おー！康太なんか久々だな笑』

姿は見えないけど声は聞こえた。

私はその声で誰かわかった。

彩菜『A、入ろ！』

『彩菜、私無理だよ。無理！！』

彩菜はなんで？！って不思議そうに言う

『…だって、だってさ』

私は言葉が詰まってなかなか言えない

この少し高くて、優しい声

きっと玉ちゃんだよ