No.3 ページ4
『1位は玉森裕太!』
佐野さんがそう言った
『玉ちゃんだ!やったね〜!』
完全な独り言
はたから見たらかなりやばい人
"かっこいいキス"がお題。
マイコにどんどん玉ちゃんの顔が…
最近はもうキュンキュンより
ズキズキする。
『…嫌だなぁ〜』
お酒入ってるから泣きそう
自分でも引くぐらい好きなんだよね
テレビの中の玉ちゃんがマイコに向かって
"好きだよ"
そう言ってるだけでもうメンタルがズタボロ
彼女でもないのにね。
今にもこぼれ落ちそうなぐらい目に
涙が溜まってる
彩菜『……頭痛っ』
『…起きた?笑』
彩菜『うん笑。ってなんで泣いてんの!?』
『…自分でも分かんないよ、もう。』
彩菜はテレビを見て
"なるほどね〜"
そう呟いて
わたしの背中を優しくさすってくれた
彩菜『玉森裕太!Aの気持ちに気づけー!』
そうテレビに向かって叫んだ
『…ふふっ笑、ありがとう笑』
彩菜『ずっと想ってるんだからいつか絶対届くよ』
本当にいい友達を持った
『うぅぅ〜泣』
彩菜『あんたも手がかかるわ〜笑』
そう言いながらも彩菜はずっと私の話を
聞いてくれる。
気持ちが落ち着いた時に
康太に会った事を思い出した
『あ、さっきねコンビニ行ったんだけど康太に会った!』
彩菜『まじ!?だいぶ久々だね笑』
そのまま朝まで彩菜と喋った。
今日は月曜日だから店は休み
2人で買い物行こーって話になった
シャワー浴びて
支度して
家を出た。
37人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Moka | 作成日時:2017年4月5日 17時