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【第一話】【妖怪が目覚めた日】 ページ3

《地獄》






地獄での長い長い、



…日々が進んだある日。




気難そうな閻魔様が俺を呼び出した。




貴方「お呼びですか?閻魔様。」




閻魔大王の前に行き跪ついた。




俺何かしたのかな…





特に思い当たる点がない。





閻魔大王「あぁ、お前に頼みがあるのだ、……最近人間界で妙な動きがあってな。」





妙な動き…?





貴方「妖怪の仕業でしょうか?」




閻魔大王「おそらく、でなお主に人間界に行ってもらって、それが何なのか調べてきて欲しいのだ」





貴方「!?…わかりました、では、早速人間界に向かいます」




残った仕事は五官王に任せるか…





閻魔大王「後その格好では人間に怪しまれる、着替えておけ。」




貴方「はい。」




閻魔大王「それと、人間界に行っている間は家に帰ってよいぞ、いちいち此処に戻ってくるのも面倒だろう。」




貴方「…お気遣い感謝します、では…」




頭を下げてその場を去った。




久しぶりに家族に会えるのか…




皆んな元気かな…




貴方「…」




それより…




人間界…か…、、



_____________



_______



___




まぁ…



来たのは良いけど…



貴方「着いていきなり…こうなってるとは…」



渋谷に木がたくさん生えていた。



これは…確か…吸血木…。



でも、何でこんな…それとも元からこんな感じなのか…?




いや…それはないか…




それより…




こんなにも時代が変わったのか…




昔では見たことも無い高いビル。




色んな音が聞こえる。




俺の知らない世界だ。




そんな事を考えながら、辺りを見渡していると、




貴方「…?」



ん…



渋谷の本体から結構離れた人間の住宅街にも、一本吸血木が生えている。



被害はここだけじゃ済まなかったのか…



とにかく行ってみようっ…



それにその方向から、妖気を感じる…



何か手がかりが…



パサッ…



フードを深くかぶり、木の方走り出した。



貴方「…」



それにしても…



ここまで吸血木が生えてると後々面倒だな…




貴方「ん……??」




屋根の上を走って居る時、不思議なことに気づいた。




あれ…あの吸血木が羽織っている…




ちゃんちゃんこって…もしかして…




いや…あり得るわけ…




けど…この妖気…、、




目玉の親父「うぅぅ鬼太郎…」




貴方「……やっぱり…。」




そこに居たのは父さんで、吸血木からは鬼太郎の妖気。

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ノズル - すごい面白いです!これからも頑張ってください!(≧∇≦)/ (2020年2月22日 0時) (レス) id: cb447f3d3e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます(>人<;) (2018年5月17日 21時) (レス) id: 55214cd16a (このIDを非表示/違反報告)
ばけね - 六話だけ空欄で話ずれますよ〜 (2018年5月17日 20時) (レス) id: d3ed948d91 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さゆまる | 作成日時:2018年4月22日 12時

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