もうどうでもいいです。 (ページ4)

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3話ある刀の視点ページ4

燭台切side

やあ、僕は燭台切光忠。
いきなりだけど、僕達は今厚樫山で
三日月さんと伽羅ちゃんを探してるよ。

ん？三日月さんは分かるけど、
何故伽羅ちゃんを探してるからって？
うちの主は何故か鍛刀でも敵を倒しても、
伽羅ちゃんは来てくれないんだよね。

でもそれよりも、ちょっと気になることがあるんだよね。それは、敵が全く見当たらないっていう事。

次「それにしても、おかしいねぇ。」

次郎太刀さんも気付いたみたい。

燭「次郎太刀さんもそう思うかい？」

次「あぁ、敵が全然見当たらないねぇ。でも油断するんじゃないよ？敵が何処にいるのか、分からないからねぇ。」

それにしても、何故敵が見当たらないんだろう。
ここは、厚樫山。敵がいないはずないんだけど。

五「あ、あのっ！」

鶴「ん？五虎退どうしたんだ？」

五「えっと、そ、その、あっちの方に何か気配を感じます。敵の気配とあと、刀剣男士……?」

え！まさか、僕等が倒すはずだった敵が
他の分隊の所へ行ったってこと？

鶴「…!!それは、本当か！五虎退！」

五「は、はい。あ、あとその刀剣男士……1人で戦っている……みたいです………。」

五虎退くんの語尾がだんだんと小さくなる。
今にでも泣き出しそうだ。
それもそうだろう、厚樫山での単騎出陣は
折られに行っているような事だから。

薬「ここは厚樫山だぞ？なのに単騎出陣ってことは、折られに行っているもんじゃねーかｯ…!!」

石「これは、なかなか穏やかじゃないね。様子を見に行った方がいいんじゃないかな。元々私達の敵だったしね。」

僕達は頷きあって、その気配がする方へ慎重に
近づいた。
そこには、僕達がずっと探していた伽羅ちゃんの姿と伽羅ちゃんに向けて刀を振りあげる検非違使の姿だった。

伽羅ちゃんはとてもボロボロで、何もかも諦めた表情をしていた。何で？なんでそんな顔をしてるの？
何で、そんなにボロボロになっているの？

――――――カキンッ――――――

薬「燭台切の旦那今は物事に耽っている場合じゃないぜ。」

薬研くんが検非違使の刀を跳ね返した。
あぁ、今の僕は最高に格好が悪いね。

燭「あぁ、そうだね。ありがとう、薬研くん。取り敢えずこの検非違使を倒しちゃおうか!!」

僕らは何とか検非違使を倒して
伽羅ちゃんの様子を見た。

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字数がやばいので次いきます。