もうどうでもいいです。 (ページ3)

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2話え、ここどこ。ページ3

こんにちわ、主人公のAです。

いきなりすいません
流石の俺でも、少しいや、かなり
困惑しています。

目が覚めると、いきなり森の中って
え、ここどこ。
俺の近所、森なんか無かったぞ。

ああ、考えるの面倒くさくなってきた。
とりあえず、あれだろ？
探索すればいいんだろ？多分。

てか、今思ったけど服変わってね？
上下ジャージだったのに
なんか、不良みたいな服装になってる。
え、何で？あと、肌の色も。
しかも、刀？まで腰についていた。

模擬刀がと思ったが、刀を抜くと
曇のないその刃に、俺は直感で本物だと悟った。
でも、何でこんなに、刃こぼれが酷いんだ？

てか、この服装今思ったけど友達が
話してた、刀剣なんちゃらって言うゲームの
キャラじゃねーか？大倶利何とかっていうやつ。
え、俺はコスプレみたいなのやってんのか？
こんな、森の中で。

とりあえず、この森を下りて人を探そうと
俺は立ち上がろうとした。

そう、俺は立とうとしたんだ。
今更だが、俺は誰かに切られたのか、
体がボロボロになっていた。

あまりにも痛くてしばらく動けなかったが、
人を探さないといけない。
俺は、痛みを我慢して人を探しに
歩き出した。

―――――――――――――――――――――――

本当にここはどこなんだ？

貴「やっぱり、刀剣何とかの世界来たって感じなのか？」

強盗が、コスプレの衣装を着せるわけないし。

貴「大倶利何とかの成り代わり？ってことなのか？」

え、なんか面倒くさそう。

ん？なんか、禍々しい気配を感じる。

なんか、人みたいな奴がいるけど
あれは人じゃないな。なんか、骨が巻きついてるし

あ！あれじゃね。検非違使とかいう奴。
いきなり現れて、
友達の分隊をボロボロにしてたし。

え、普通にヤバくね？

あ、あっちこっちに気づいたみたいだ。

あ、もうこれ詰んだわ。
もう、逃げたもん勝ちでしょ。

思い通りに動かない体に鞭をして
俺は走った。全速力で。

でも、慣れない森の道のせいか、
すぐに、追いつかれてしまった。

もう、俺の人生は終わるのか。

まだ、何もわからない状況で

得体の知らない奴に殺されるのか。

貴「もう、疲れた。」

体はもう動かない。

痛すぎて、もう分からなくなってきた。

意識が朦朧とする

奴が刀を俺に向けて振りあげようとした瞬間

――――――カキンッ――――――

刀と刀がぶつかる音と人の声が聞こえた気がした。