1話 つまらない日々の繰り返し ページ2
朝起きて
着替えて
学校に行き
面倒臭い友達と話して
帰って寝る。
それが、俺の日常
つまらない日々の繰り返し
親?事故に遭って死んだ。
別に悲しくないよ。
だって、どうでもいいから
赤の他人がカワイソーな事故に遭って死んだ。
それだけ。
親って言っても、血が繋がってるだけの
赤の他人でしょ?俺はそう思う。
おかしいって?
うん、俺って結構イカレてるから。
友達も家族も上辺だけの存在
友情だの愛だのそんなのくだらない。
元々ないんだよ。そんなものは。
だからかな?
俺は生きることも面倒くさくなってしまった。
でも、死ぬのも面倒くさい。
矛盾してるって?
しょうがないだろう。
もう何もかもが面倒臭いんだから。
そう思っていたからかもしれない。
家に強盗が現れた。
強盗はその手に持っていたナイフで
俺を腹を突き刺した。
痛い。
体が熱い。
血がドクドクと流れる。
あぁ、俺は死ぬのか?
人間は欲深い生き物だな。
こんな俺でも一瞬だけ
『生きたい』と思ってしまった。
でも、もう遅い。
血を流しすぎた。
意識がだんだんと薄くなっていく。
最後にアイツだけでも
逢いたかったなぁ…,
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作者名:MoE | 作成日時:2017年8月27日 22時