検索窓
今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:1,079 hit

ページ5

*


哀「はぁ……いや、取引先の方が少し癖の強い方でね。少し疲れちゃっただけだよ。大丈夫、大した事は無いから。息抜きの仕方は心得てるしね。さ、まだ仕事は残ってるからな。お互い頑張ろうか」

楽「酒は飲んでも飲まれるな、とはよく言ったものだけど……君達、完全に飲まれてるね? はは、まあ良いんだけど。お店に迷惑はかけちゃ駄目だよ。……こら、僕は母親じゃないよ。あーあ、完璧に酔ってる。頃合いを見てタクシー呼ばなきゃかな」

他「大丈夫? ……書類溜まっちゃってるね。此処の分、貰っていくよ。僕の分は済んでるし、これは君がやらなくても大丈夫な書類だ。任せてよ。お礼なら、今度コーヒーでも奢って貰おうかな……なぁんてね」


▽オフの時
喜「よっしゃ、レア泥ゲットー。はー、クーラーの効いた部屋最っ高。暑い夏場に外に出る輩の気が知れない。誰が好き好んであんな地獄に行くか。山も海もくそ食らえってんだ」

怒「ふざけんなよお前。黙って聞いてりゃ汚ぇ唾飛ばしてピーチクパーチク喚きやがって。両親に殴られた事も無え甘ったれが、調子乗んじゃねえよ。それとも……身の程ってもんを判らせてやろうか?」

哀「休日出勤とか勘弁してくれよ……今日はアプデからの新イベ解放の日なのに……きちんと寝溜めして徹夜する準備もしといたのに……しょうがない、切り替えなきゃ」

楽「お前も飲むか? これ、取引先の爺さんからの貰い物なんだけどさ、結構美味いぞ? 俺が太鼓判押してやる。ほれ、飲め飲め。でもまあ、度数は他の奴らにはキツイかもな。俺は酔わねえけど」

他「今の世の中、ヘビースモーカーには肩身が狭いよ。喫煙所は少ないし、かといって道路で吸ったら冷たい目を寄越されるしさ。その点此処は楽園だよな。喫煙所がちゃんと整備されてる。社長にゃ感謝感謝だな」

・→←・



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:有限会社クロニクル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アカツキ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年8月20日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。