6話! (名前)「ありがとう美雪ちゃん。このトリックのヒントをくれて」美雪「ううん!役に立ったみたいで嬉しい!」(名前)「(*-ω-)ヾ(・ω・*)ナデナデ」 ページ7
Noside
コテージ内に入ったはじめ達は、荷物を持っている皆に話があると言っていた
鰐瀬「何なんだよ、俺達は一刻も早くこの島から出たいんだよ!」
伊豆丸「まあまあ…で話とは?成る可く、手短で頼む」
A「…実は、一連の事件の真相が、やっと解けたんです」
それを言うと、皆は驚いた顔になっていたが、気にせずに続ける
A「3人…いえ僕を含めて4人もの人間を、巧妙なトリックを使ってさつ害した真犯人…セイレーンは、やはり」
「「この中にいる!」」
鰐瀬は、はじめ達の目の前に来て、全員にアリバイがあると言っていたが、それが罠だった事を、はじめが言った
右竜「どういう事?」
はじめ「最初の晩に食料庫が荒らされて、食料がダメになったのも、周到に考えられたさつ人トリックの伏線だったんだ」
__あの時、お腹を空かせた参加者達は、何とか自分達で食べ物を確保しなきゃと思って、行動を起こした__
でも、
はじめ「伊豆丸さんと鰐瀬さんは1匹も魚を取れずに戻ってきた」
鰐瀬「そんなの偶然だろ?」
A「いえ、犯人は計算をしていたんです」
伊豆丸「あの…全然意味が分からないんだけど」
Aとはじめは、声を揃えて"セイレーンの声"と言った
それを補足に、Aは、説明する
A「セイレーンの声の変化は、潮の満ち引きのせいで起こります。その影響でこの島では、時間によって魚が釣れたり、釣れなかったりします」
はじめ「真犯人は、その特殊な現象を知っていて利用したんだ。2人目のさつ人。潮さんをころそうとね」
犯人は、潮が伊豆丸達の次に、名乗り出る事も計算済みだった…
A「悪天候でも自信を持ってる事を知っていたんですよね?」
潮「あ、ああ」
鰐瀬「でも犯人は、どうやって潮先生を海の中に引きずり込んだんだよ」
A「恐らく、"水中スクーター"を使ったんでしょう」
はじめ「犯人は、釣り糸を掴み、水中スクーターを利用して潮さんと潮さんに捕まっていたAを…」
鰐瀬がそんな状況になる前に、釣竿を手放せばいいと言っていたが、はじめとAは否定した
はじめ「…潮さんは、釣竿から手を離したくても、離せなかったんだよ。何故なら"手袋か竿のどちらかに強力な接着剤が仕込まれていた"から」
__一定以上の圧力が掛かると、砕けるようなカプセルに入った瞬間接着剤だろう__
はじめが皆に言うと、潮があの時の事を静かに話し始めた
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作者名:まふころー | 作成日時:2022年7月4日 7時