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モーニングコール ページ8






それから数日が経った



リクリエーションなどを交えた授業のお陰もあって、順調にクラスに馴染めつつある毎日




私は欠かさず坂田くんと連絡を取り合うようになっていた




勿論神楽やお妙とか、あと沖田くんとかもLINEはするけど、電話をするのは坂田くんだけだ






「おーい、眠い?」





『うん…ちょっと、眠いかも』





「そっか笑笑じゃーもう終わるか」





『そうしょ…おやふみさかたくん』





「おう笑笑」






そこで私は眠気に負けて意識が無くなってしまったのだが、、







『、ふぁぁ〜』






朝、起きたら







「あ、起きた?おっはー」






『えっ…』





電話が繋がっていた





えっ、え!?なんでなんで!?昨日切ったよね??あれ…







「何でって思ってるだろ」






『うん。何で…』






「旗本、切る前に寝ただろ。面白そーだからそのまま繋げといたぜ」






(嘘…てゆうか面白そーって…)






『切ってくれたらよかったのに!』





「えー、なんで」






『寝言とか言ってたら恥ずかしい!』






「そんな事かよ笑笑」







私には重要な事なの!






「あ、でも寝言なら言ってたぜ」







『えっ!!嘘嘘なんて!?』






「“坂田くん〜”って」






(え“っっっっっっ)






『えぇぇぇぇぇっ!?やだ…えっ、恥ずかし過ぎるよ。ねぇ、忘れて?お願いぃ』







必死に電話越しの坂田くんにお願いして、見えるはずないのにベッドの上で土下座までしてしまった



ああ本当に恥ずかしい。てゆうか寝言で名前ゆうって何よ…好きみたいじゃない!








「っぷ、あははっ!嘘だよバーカ。安心しろ、何も聞こえなかったし」






『なっ、!!う、嘘ぉ!?なんだ……』







安心して肩を落とす私に、坂田くんはまだ呑気に「慌て方面白すぎんだけど」などとわらいまじりに言ってくる




か ら か わ れ た





「まあいいじゃん。これは俺からのモーニングコールって事で」






「起きれたっしょ?」と言われるとその通りなのでなんとも言いようがなく『まあ』と返すしかなかった




そういう問題じゃ無いんだけど







「じゃ、俺も起きるとすっかな。また学校で会おーぜ」






『あ、うん。ありがとうバイバイ』






「ん。バイバイ」







(何でありがとうって言っちゃったかな私)

宿題→←おはようを交わす事



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白桜姫 - 次の再新楽しみにしてます。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うなじゅー | 作成日時:2018年9月9日 2時

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