人は見かけと言わないので ページ2
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『マジか、、』
(坂田くん一組で私は二組って…)
この学校は一応少しだけ進学校で、クラスは成績に準じて上から一組、二組、と続き、合計六クラスに分けられる
トップだ何だとは言わなくても、学力には少しだけ自信があったつもりだが、まさかあの欠伸をしていた坂田くんに負けているとは…
「ねェねェ、良かったら私と喋ってヨ」
一人勝手に悔しがっていると、前の席の赤髪の女の子が話しかけてくれた
地毛…?
変わった髪色が居るんだなぁと思いながら、快く返事をして、結構仲良くなることができた
「この教室静か過ぎてどうしようかと思ったヨ!Aが後ろでよかったネ〜」
『私も。やっぱり皆緊張してるのかな』
あまりに静か過ぎる教室は気まずすぎるのだ。特に人見知りandコミュ障ビビりの私にとっては尚更
言葉の通り本当に神楽がいてくれて良かった
そのさらに前の席のお妙とも仲良くなれたし、何とか楽しく過ごせそうで安心した
「皆さん初めまして。担任の田中と申します」
その後は担任の先生含めクラス皆の自己紹介と、新入生テストで一日目の終礼になった
(一日目からテストって、、この学校ヤバいかも)
緊張と疲労とでクタクタだ
「Aー!一緒に帰ろうアル!姉御も」
「いいわね」
『うん!二人とも家はどっち方面?』
でもこんな感じで楽しいならやっていけそうかな、と前向き半分不安半分な気持ちは少し心地よかった
ちなみに自己紹介で印象に残ったのは
マヨネーズが好きな土方くん
ドS?な沖田くん
なんだか少し大人びた(老けた)近藤くん
神楽ちゃんの双子の兄の神威くん
天然なそよちゃん、などなど
(友達、いっぱい作ろう)
目指せ百人!
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白桜姫 - 次の再新楽しみにしてます。 (2018年9月17日 21時) (レス) id: 6519ad1531 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うなじゅー | 作成日時:2018年9月9日 2時