イリーガルヒューミント【名探偵コナン】

file．3 ページ3

服部side








服「ああそうや」






でもコイツ全然Aに心当たりないみたいやしなぁ





工藤の婚約者やゆうもんやから和葉まで毛利の姉ちゃん心配して付いてきよったし








『平次くん、それで新一くんは？』









どうやらここに工藤はいないと気づき、眉が下がり気味のAが聞いてくる









服「あー、だから言うたやろ。俺にも工藤の居場所はわからんーて」









新幹線の中で何回もゆったけど、絶対おるはずなんやゆうて聞かんねん









蘭「あの･･･婚約者ってどういうことですか」









困り果てるAに、おずおずと尋ねる毛利の姉ちゃん。と、後ろでうんうんと首をふる和葉






何してんねんアイツは









『それは･･･話すと長くなるんですけども、兎に角！私は新一くんに会いたいのです！』









何かを思い出すように頬を染めたAを見て、何やら騒ぎたつ和葉達と余計慌てる工藤









服「でもまあ居場所がわからんのじゃどうしようもないわ。A、これからどうすんねん」









コ「なっ、おま、Aって･･･」









なんや。別に普通やろ









『そうですね･･･どうしましょう』









って、なんも考えてないんかい！









コ「と、とりあえず新一兄ちゃん家に行ってみる？」









なにか分かるかもしれないと言う工藤の提案で、俺、工藤、Aの3人で工藤の家に向かうことになった









和葉らは作戦会議とか何とかでポアロに行くらしい









そういう訳で、俺らは二手に別れることになった









服「ほんで工藤、当てはあるんか」







コ「ねぇよ。父さん達に電話してみたけど出ねぇし」









なんや何も作なしかいな









『あの、新一くんは行方不明なのに、お家に誰かいらっしゃるんですか？』









コ「代わりに沖矢昴さんって人が住んでるんだよ」









『へぇ〜。なるほど賃貸化してる訳ですか』









コ「ちょっと違うけど･･･まあそんなとこ」









服「俺沖矢っていう人と面識無いわ」









話には聞いてるけど、FBIやったか？変装して身隠してるとかなんとか

file．4→←file．2

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す