イリーガルヒューミント【名探偵コナン】

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あなたside






暑い･･･眠い･･･




朝？



少しずつ意識が出てきたのは、差し込んだ朝日の眩しさと熱が顔に当たった頃だった






でもなんかいつも以上に暑いような･･･？









『って、わああああ！！』








何！？

えっ、何！？







赤「･･･ん、何だ朝から。声が大きい」









頭に響く、と眉をひそめる秀一が居るのは、私と同じベッドの上









『なっ、ななななんでっ』







ふ、服っ！服は着てる･･･よかった、のか？









赤「なんでも何も、君に連れ込まれたんだが」









『へ、ひゃい！？』







噛んだ！！







赤「噛んだな。口を開けて、舌を見てやろう」









『大丈夫です！』









赤「心配するな。何もしていないさ」









そういう問題じゃないですよ！？






でも私が連れてきたのなら私が悪いんだけど･･･でもっ









赤「それとも、手でも出した方が良かったか？」









『犯罪ですっ！！』









完全に遊ばれてる






目の前でおかしそうに笑うこの男は、私を子供だと思ってからかい倒している









『あの･･･無理に連れてきたみたいですみませんでしたね』








赤「そう気にしなくてもいい。甘える君も中々可愛げのあることだしな」









『あーあーあー！聞こえない！』









寝起きだというのにそのまま外に出られそうな容姿の整い具合に若干腹を立てながら、朝ごはんにしようと1階へ降りた









『何がいいですか？』









赤「任せる」









作ってもらってばかりは悪いのでとりあえず朝ごはんと、週末の食事は私担当という風に分担した






何でも。が1番困るって知らないんですか。いくらかっこよくてもモテるためにはそういうとこ重要なんですからね





･･･規格外のこの男には必要ないか







世の中不公平である









赤「A？」








『へ、あ、何です』









赤「いや、ミルクとコーヒーどちらにするかと」







『スムージーで』







赤「冷蔵庫の中身では無理を感じるのだが･･･」









『冗談です。コーヒーがいい』








「仰せのままに」なんて茶化しながらコーヒーを淹れる姿も様になる

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