イリーガルヒューミント【名探偵コナン】

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あなたside






『ええ、問題無いわ。･･･また電話する。Bye･･･』






うーん。この家電波悪いわね







『秀一、ちょっと出かけてくるね』








8月下旬




同居人の彼とも随分仲良く？というか、気を使わなくなった





お互い深くは干渉しないし、そこそこ快適な生活を送っている








『涼しいっ』







それで、今日は一応転入に向けて図書館で勉強でもしておこうかと思ったんだけど･･･









「お姉さんも行こうよ〜っ」





「そうだぞ！」







何故かちびっ子達に捕まりました







いやね？図書館にはいったのよ？





ただその図書館で高いところの本に手が届かない女の子を助けた所、どうしてか見知らぬ博士の所に連れられ、挙句キャンプに誘われているという






知らない人誘うか普通





まあ見知らぬ博士って言うか、お隣さんらしいんだけどね(今知った)








『あのね、歩美ちゃん気持ちは嬉しいんだけど迷惑じゃないかな？』








歩「そんな事ないよねっ、博士！」








博士･･･基阿笠さんは「どちらでも構わんよ」と機械いじりから手を離さない





よって、子供たちも諦めない








『んー･･･じゃあ、ご一緒してもいい？のかな？』








光「決定ですね！」







元「やったー！姉ちゃん、一緒にうな重食おうな」







キャンプってうな重食べるもんだっけ







きゃいきゃいとはしゃぐ子供たちを余所に、1人静かにコーヒーを飲んでニュースを眺める女の子がいた






私はそっちに避難した








『お邪魔してます。私、市野寺Aっていうの。お名前は？』








向かいのソファに座ると、女の子は「灰原哀」とだけ口にしてまたテレビに向き直ってしまった







ほー、大人びたというか人に興味が薄いというか







って、私秀一の口癖移っちゃってるかも？うわぁ、やだ








哀「･･･何百面相してるのか分からないけど、貴方、少し前から隣に住んでるわよね？」








『あ、知ってたの！挨拶が遅れたね』







哀「別に。ただ見かけただけ」








それに私の事はコナンくんから聞いていたらしい




あらコナンくん。何を話したのかな〜？









歩「え〜っお姉さんコナンくんと知り合いだったの？」






元「何だよコナンの奴、言えよな〜」






光「本当に彼は隠し事が好きですねっ」

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