キスからはじめる犯罪都市生活2【名探偵コナン】

安室さんの思春期 ページ14

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『むーー･･･』









梓「A!?溢れてるよ!」









うわっ、しまった






つい考え事をしながらポアロのカウンターでミルクティーを飲んでいると、手の力が緩んで少しこぼれてしまった






折角梓が入れてくれたミルクティーが･･･









『なんなんだろほんとーーもーー』









梓「本人に聞けばいいじゃない」









すぐ奥にいるんだから、とお皿を拭きながら言う梓









先程彼女には私の悩み相談的なことを聞いてもらったのだが、内容はそう。この奥で喫茶店業務をする安室透の事である









梓「確かにAを避けてる感じはするけどねー。たまたまかも?」









『絶対無い!ていうか避けるならとことん避けてほしいんだけど』









地味に意味不明なメールとか電話を送りかけてやめた形跡が送られて来るんよね









で、やっぱり何でもないです。とか、間違えました。とか




はっきり言えっちゅーーの!!









梓「そこは･･･恋心よ!」









『いや乙女か』









あの人もう30歳目前だから。童顔だけどコドモじゃないからね立派な紳士なはずだから原作では









.









それからしばらく、彼が自分から避けるのをやめてくれるかと待っていたのだが、どうやら私がいる間は出てこないつもりらしく、店が混み始めるとまずいと思い帰る事にした









『ごめんね梓、長居しちゃって』









梓「ううん!また今度お茶でもしましょ!安室さんと仲直りもしてね」









『･･･あは、別に喧嘩したつもりは無いんだけどね』









苦笑いで梓と手を振りあった私は、安室さんの件を含めこれからの事にも向き合わなければと、久々に少し今後を考えてみる









『天国へのカウントダウン(アレ)以来ヤツらとの進展も無いし･･･』









トリッパー的にはもっと行動起こすべきなの??←






あっ、だめだ思考がメタい(((









集められる情報は集めたいと思い、花屋でのお仕事を中心にキッド達と関わってみたり、最近は昴さんにお料理も教えてもらうのだが･･･









平和だ･･･平和すぎる









この犯罪都市でこんな平和な暮らしを送っていていいものかと不安になる。いや平和に越したことはないのだけれども

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