【BTS】私ごとですが、急にオンマ(仮)になりました。

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ホソク｢心配。Aちゃんが他の奴に言い寄られたら｣

｢えっ…？だ、大丈夫…だよ…？私、お仕事以外で話したりしないもん…｣






ホソクくんは私を離してくれない。

ホソクくんの上に乗ってしまっている今の状況が、どれだけ恥ずかしいのかも


どれだけ私がドキドキしてるのかも知らずに。




ただ私を抱きしめて


短くなった私の髪の毛を優しく梳いてくれる。






ホソク｢前も勿論俺は可愛いと思ってたけど、今がすごく可愛いからきっと話しかけられるよ｣


｢そ、そう、かなぁ…新人さんがすごく可愛いから、大丈夫だと…思うよ…？｣


ホソク｢ダメダメ。俺の中では誰が可愛かろうと、Aちゃんが1番なの｣






なんでこんなに勘違いしてしまう言葉をホソクくんはポンポン言うんだろう。


心臓の音が


ホソクくんに聞こえてしまう


君のことを好きな私の心臓が


好きって叫んでる心臓の音が


ホソクくんに伝わっちゃう。






テヒョン｢んむ…ぬなぁ…といれぇ…｣


｢あ、う！うん！待ってね…！行こ…！｣






良かった


伝わってしまう前で。


俺のこと好きなの？って言われる前で


テヒョンくんに助けられた…。






ホソク｢やば…柄にもないこと、言わない方がいいな。顔赤すぎ｣





私は、自分のことで精一杯だったから



全然わからなかった


ホソクくんも

私みたいに顔を赤くして


心臓を高鳴らせてたなんて。







テヒョン｢ヌナ、だめだよ、いなくなったら｣


｢ふふっ、大丈夫だよ？ここから離れたりしないよ？？｣


テヒョン｢ん！！｣






だから私は、ホソクくんの気持ちに気づけじまいで


自分の気持ちにすら気がつけないまま


いつもの朝が来て


出社する。






｢お、おはよう…ございます…｣


男子社員｢か、髪切ったんですか？｣


男子社員｢超可愛いじゃないですか！｣





変だとか

マイナスな言葉をかけられるって腹を括ってたのに


そんなこと、特に無くて


何故か男子社員の方はいつもの5倍優しくて




男子社員｢んじゃ、これよろしくー明日までだから｣

｢は、はい…｣




これがいつもの扱いだとして


今日は





男子社員｢それ何時まで？｣


｢明日…です｣


男子社員｢俺、しておくからいいよ｣





初めて優しく扱われてます。


ホソクくんの言う通りで


可愛いから。というのは隅に置いておいて


本当に色んな方が話しかけてくるから



仕事が進まない。








男子社員｢俺、君が好みかも｣






なんて言われて


前までなら嬉しいの気持ち一択なのに


苦笑いしか、出来なかった。

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