君の声が聞きたくて【T.M】 (ページ5)

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しょうがないから屋上に来ましたよ！
絶対ご褒美スタ〇だからね！

てか、誰もいなくね？先生当てにならねぇー

「増田君！！！ここにいますかぁーーー！！！

いたら返事してくー！だー！さー！いーーーーーーーーーー！！！！！」

結構大きな声出したけど…

マジでいないのかーー

しゃーない！帰るか！

「あっ！今日お母さん夜勤だぁー！！

買い物行かなきゃじゃん！！

マジかよー！何作ろっかなーーー

久々に餃子にするかなー？水餃子か焼き餃子それとも蒸し餃子！悩むーーー」

『そこは焼き餃子でしょ』

え？誰？声？、どこから！！！

後ろを振り向くと、さっき私が来た入り口の屋根に人影が

「貴方もしかして！？」

『ねぇ焼き餃子でしょ』

「え？」

『焼き餃子にしなよ、はね付きでね』

「あのー貴方は？」

『ん？俺？』

「え？はい、そーですけど」

『増える田んぼと書いて増田だけど』

「え？フェルタム増田？」

『違うよ！増える増加って意味ので田んぼお米がなるとこ！で増田だよ！』

「いやいや！！！
自己紹介のくせが強ぇーーー！！」

『ノブか！笑笑笑笑』

「そして貴方は大吾か！笑笑笑笑」

初めて会った貴方はとても癖の強い人だと印象に残っているよ
餃子についてとても食いついたこともね、

あの後餃子について熱く語って餃子を一緒に作ることになったこと今でも思い返しても笑えるよ、

私の作り方に文句出しては貴方の作り方を教わったり、焼き加減とか最後にひっくり返すときは絶対貴方の役目でいつも綺麗にお皿にのっかってカッコ良かったよ