自分の存在意義【WEST】 (ページ14)

今日:26 hit、昨日:10 hit、合計:71,489 hit

# 13 ページ14

ダイキが目覚めなくなった次の日

今日もダイキの部屋に居た。

白「ダイキ、ごめん。自分がよく見てなかったから…」

そんなことをダイキに話しかけて3日目

今の自分にはこんな言葉しか出てこなかった。

ダイキにあの時手を掴まれた瞬間に

我に返って周りを見渡して絶望した。

あぁ、またやってしまったって

血だらけのナイフに返り血でびっしょりの服

周りが血の海になっていて

ダイキを見て気づいた。

またダイキを守れなかったんだって思った。

だから、自分を責めることしか出来ない。

赤「ま、た、、自分、責めて､るやん。」

白「ダイキ？」

赤「俺、言ったよな、自分責めるの、禁止､って」

白「ｯ。ごめ､ん」(泣)

赤「泣くなよ…w」

と言って親指で涙を拭ってくれた。

白「目覚めないか思ったやん」

赤「俺が、A置いて､死ぬと思うか？」

白「勝手に居なくなりそうやもん。」

赤「そんなこと、せーへんよwもし、俺が死ぬなら、お前も一緒に連れてってやるよ。」

白「一緒に死ぬのは嫌だよ…w」

赤「とか言いながら、嬉しいんやろ？w」

白「嬉しくないし。」

赤「ほんま、Aは冷たいな…w」

白「まあ、仕方なく一緒に死んであげても、いいよ？」

赤「なんで上から目線なんやwお前が嫌って言っても俺が殺して連れてくから安心しろ」

白「えぇ、ダイキに殺されるならかみちゃんがいいな～」

赤「はぁ？最低だろ」

白「嘘やでwwダイキに殺されるなら一緒に死ぬ。」

赤「当たり前やろ？お前は俺から離れられへんねやから。」

白「ほんまに“あの時の魔法”が効くとは思わへんかったわww」

赤「だから言ったやんwほんまに効くんやってwなのに最後まで信じんかったの誰やw」

白「だってめっちゃ怪しかったやん」

赤「まあ、ほんまにかかってるからええけどw」

白「強すぎて離れられんのやけど。解除してや～」

赤「その解除方法が、“一緒に死ぬ”なんやて。これ前も言わんかった？」

白「え？そうやっけ？」

赤「ほんまお前興味無い事は右から左やなw」

白「でも興味あることはめちゃくちゃ入ってるよ？」

赤「ちょっとは興味無い事でも頭に入れるようにしろやww」

白「興味無い事頭の中に入ってるよ」

赤「なにが入ってるん」

白「ダイキについて」

赤「お前まじ最低。ナイフか銃もってこい殺してやるから！」

白「嫌やわ！w病人はいい子して寝とけ！！w」

なんて笑って部屋から出た。