ツナの幼馴染みは不良の後輩 Ⅱ【REBORN】 (ページ16)

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雪合戦つーページ16

リ｢んじゃ始めっぞ｣

両者塹壕に隠れる。

『言いそびれたけど、初めまして江本雪渚って言います。よろしくお願いしますね』

ﾌｩ｢僕はフゥ太。よろしくねA姉！｣

ヨシヨシー可愛い子だなー。ツナくんち外国人多くないか？凄いな。

隣でイーピンちゃんと雪玉作ってるツナくんがボソッと呟いた。

ツ｢遊びとはいえキンチョーするなー·····｣

『気楽にやってこ。ツナくんへの雪玉は全部防いであげる』

ツ｢あ、ありがとう｣

ブオッ(戦場で鳴らす貝殻のあの音)と開始音が鳴った。

山｢それにしても今出てったら集中砲火だからな｣

ﾌｩ｢下手に近づけないね｣

相手の様子を伺っていると雪玉も持たずに笹川先輩が突進してきた。

山｢んじゃこっちは定石通りにいくぜ。
そら！｣

山本君の野球フォームを笹川先輩は拳で防いだ。なまくら玉マシュマロ同然!!と叫んでる。

山｢にゃろ｣

『山本君頑張れ』

山｢よっしゃいくぜ｣

ツ｢A、山本に何渡したの？雪玉ならここにいっぱいあるよ｣

『ん？雪を濡らした氷玉』

ツ｢え"!?｣

山本君が投げた氷玉は笹川先輩に命中した。

笹｢む？先程より硬いが効かんわ！｣

『うわぁうっそーすげー』

ツ｢棒読み感半端ない｣

笹川先輩に押されつつある。そんな今イーピンちゃんが塹壕の前に出て何かの技を繰り広げた。

うっ餃子臭い。

『何この匂い·····』

ツ｢風上でこっち側にギョウザエキスが流れてるんだ！｣

ﾌｩ｢ピンチだよツナ兄！｣

ツ｢分かってるけど····｣

味方の攻撃にやられそうになってると、ドカァァン!!!と笹川先輩が爆発した。

空気が良くなったぞ。

獄｢10代目、スパイ活動が終了したのでそちらに戻ります！｣

｢ならば我々も！｣

雪の中からディーノさんの部下さん達がドカッと出てきた。

獄寺君が寝返ったり部下さん達が参加したりとルール完全無視になってる気が····

ツ｢こんなんでいいのかよ審判！｣

リ｢うん、ぴったり予想どーりだ｣

なんてこったパンナコッタ。

戦場と成り果てた地でディーノさんと獄寺君が戦っていると、誰からも誘われなかったチャイナ服のビアンキさんが恐喝(脅し)で組んだイーピンちゃんとランボ君を引き連れ第3勢力として入ってきた。

うん。もうどうにでもなれってんだ。