俺の心臓のような君 4 ページ27
「貴方に心臓がないと、貴方は消えちゃいますｯ……前世の貴方と来世の彼は、繋がってるのですから、」
イタリア「じゃあ、君が俺に心臓を返したら……どうなるの？」
「未来がきっと変わります……。また一から戻って、来世の彼は生きて、私はｯ……」
イタリア「消えちゃうなんて言わないよね……？」
「……分かりませんｯ……」
イタリア「それならｯ……俺は心臓なんていらないｯ……君がｯ消えるくらいならｯ……そんな心臓ｯ……「貴方には、大切な人がいるはずですよ……イタリアさん、」ｯ……ぁっ……。」
その時にドイツの顔や、日本の顔、兄ちゃんの顔、大切な人の顔が浮かんだ。でもっ、。
イタリア「来世の俺が！大切だった君を助ける為に心臓を渡したんでしょっ！？ならっ、俺はｯ……大切な君を選ぶよｯ、」
俺の目から涙が溢れ始めた。彼女は、しゃがんで、地べたに座り込む俺の頬を撫でて、涙をふいて、彼女の目にも涙が溜まっていた。
「私にも大切な人がいますっ、イタリアさん、それは貴方と、来世の彼です。私は二人で一つの命を抱えているんです。どちらを犠牲にするなんて、嫌です。お願いですｯ……イタリアさん、心臓を受け取ってくださいｯ……」
彼女は胸に手を当てて、そして手を離した時に手の上に小さな光がぽわぽわと浮かんでた。
イタリア「嫌だっ！俺はｯ……お前を失いたくないｯ……！」
「イタリアさんｯ……来世で、貴方を見つけると誓います。それで、生きてあなたと、共に生きていくことを誓いますｯ……ねｯ……だからっ、受け取って……？私のわがままをｯ……」
俺は、泣きながら俯いて、頷いた。その時に、小さな光は俺の体の中に吸い込まれるように入り込んで、彼女はｯ……。
「ありがとｯ……イタリアさんッ……来世でｯ待ってますね……」
俺は、彼女を抱きしめながら泣き叫び、そして、消えてしまった彼女を、想い、泣き続けた。
✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -
蛇足
彼女は、来世のイタリア(フェリシアーノ)の彼女。だが、交通事故で心停止になり、彼が心臓を移植した。
だから前世のイタリアには心臓がなかった。
雨の日に心臓が痛むのは、イタリアとフェリシアーノは繋がっているため、雨の日に交通事故に遭った彼女を悲しんで、前世の彼にも影響を与えた。
悪夢に魘されて眠れなくなったら〖枢軸 〗〖リク〗→←俺の心臓のような君 3
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咲夜 - リクエストで古明地こいしのコスプレしてみたで追加キャラは シンガポールさんとマレーシアさんとフィリピンさんよろしくお願いします (2022年9月25日 18時) (
レス) id: f2c43ad404 (このIDを非表示/違反報告)
咲夜 - わぁーありがとうございますm(_ _)m (2022年9月25日 17時) (レス) @page48 id: f2c43ad404 (このIDを非表示/違反報告)
華紅薇(プロフ) - リリーさん» 了解しました！リクエストをお書きする時は後編に書かせていただくのですが、それで宜しければお描きします！！ありがとうございます😊 (2022年9月24日 15時) (レス) id: b469182880 (このIDを非表示/違反報告)
リリー(プロフ) - 私のリクエストに応えてくださりありがとうございました。日帝さんもいて嬉しかったです。次のリクエストとして夢主と彼が入れ替わってしまったらというのをお願いしたいのですが大丈夫でしょうか？ (2022年9月24日 10時) (レス) id: e6c12b1f61 (このIDを非表示/違反報告)
華紅薇(プロフ) - Maさん» 了解しました！！コメントリクエストありがとうございます！ (2022年9月23日 12時) (レス) id: b469182880 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：華紅薇 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/maasasr/
作成日時：2022年9月9日 21時
