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最近立花の様子がおかしい
携帯を見ては怯えているような
「立花どうしたの?」
小「!あ、Aか、なんでもないよ」
聞いてもこの調子だ
内「なんか立花おかしくね」
内山先輩だって気づいてるんだからよっぽどおかしいんだろう
「あれ、この写真……!?」
立花が落としていったであろう写真には私達3人と柿原さんが写っていた
正確には私達であろう人物だった
私達の顔は刃物で破かれた跡があった
「……内山先輩」
内「どーした。……それは」
私と内山先輩は立花がこれに困っていることに気がついた
「これって」
内「おそらくあのメイって奴だよな」
「どうしますか、ん」
ふと写真の後ろに書かれた文字に気づく
「これ、立花のアパートの住所…」
内「これさ、俺らも特定されてんじゃねーか」
そんなことは無いと言いたかったが
最近誰かにつけられているような気がしたことがあった
「来週どうしよう」
来週には学園祭の話し合いで柿原さんの事務所に行くことになっていた
内「あんま深く考えんな」
「はい」
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作者名:夏芽 | 作成日時:2017年3月30日 10時