19.⚔️あなたの行方【knmc】 ページ22
今回から試験的にとして、
台詞の前に名前表示をします。
不便、不満がありましたら
コメントしてください。
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side.knmc
見知った天井が視界に飛び込んでくる。
やけに明るいのは、
もう太陽が空高く昇っているからだろう。
fsm 「…おっ！やっと起きたっすか？遅いっすよ、刀也さん」
起き上がると、
すぐにガッくんの姿が見えた
…いつも通りに見えるが、
案外心配してくれていたみたいだ。
声が震えている。
knmc「いや、しょうがないでしょう
随分と厄介な呪いを受けたんですから
…というか、よく解呪できましたね」
僕を襲った呪いは、
既存の呪いとは型が異なっていた。
経路も不明、犯人も不明。
そして解呪の方法も
国の力を使って調べても不明だった。
しかし、ガッくんは万能だ。
なんとか解呪したのか。
…にしてもそれができてしまったら、もはや最強、もしくは奇跡の力とも言えるだろう。
fsm「……いや〜、まぁ大変だったんすよ〜？？」
ガッくんは口もとに
手を当てながらニヤニヤと笑う。
knmc「…何ですか？」
fsm「え〜、どぉしよっかな〜？？」
knmc「いや、言えよ！…さもないと、」
僕は黙ってベッドサイドに
たてかけられた刀を構えた。
fsm「あぁあ！マッテマッテ言う！言うから！刀也さん、刀しまって！暴力反対！」
knmc「そんな風に言ってるわりに、ガッくん物理攻撃も全然効かないじゃないですか。」
fsm「はて？」
ガッくんは僕から目をそらしながら
首を傾げてとぼける。
ほんと何言ってんだよ。
ガッくん、ほとんど最強じゃねぇか。
…まぁ僕の異能なら効くかもしれないけど、発動条件が特殊だし、使うことはないと思いたい。
knmc「はぁ〜…で？どうやって解呪したんですか」
fsm「…Aさんっすよ、刀也さん聞き覚えあるでしょう？」
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作者名：継森 | 作成日時：2023年12月13日 23時
