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リ、リカ…リリカちゃんだああああああ!!!! ページ6

「ふぅ…ミッション終わり!
手伝ってくれてありがとう!リリカちゃん!」
「ううん、リリカも心強かったよ!ありがとう!マルコスくん!」

どこか懐かしい人の声とずっと前から尊敬している人の声。

「ここが…コンパス…ですか?
えっとVoidollさん…?」
「エエ。アト私ノ事ハオ好キニオ呼ビ下サイ。」

Voidollさん…と話していると後ろ姿の声の主達が振り返った。
猫耳パーカーに金髪の高身長の美青年と、ピンク色のツインテールの小柄な美少女。

「リ、リ、リリカちゃn…ゴッホッゴッ…!?」
「ちょっと!?ゆっくり吸って、吐いて…!」

美青年がダッシュでこちらに来る。
驚いたせいで発作が出そうになったが美青年のおかげで助かった。
あれ?懐かしい匂いがする…?

「大丈夫?落ち着いた…?リリカの事知ってるの…?」

目の前の美少女が…リリカちゃんが聞く。あ、幸せで昇天しそう。

「わ、私はAと言います!
先程ご覧の通り、少し持病がございまして、小さい頃から病院暮らしだったので、
いつも全力で私たちのために戦ってくれてるリリカちゃん達の大ファンで!
#コンパスに来たのは、息を引き取りそうになってたのと、行方不明の兄を探しておりまして!」

ああああああ!!オタク特有の早口4にたい!、、!!

「A…?」

私に反応したのはオレンジパーカーの方だった。

「えっと…お名前を…?」

少しだけの期待だった。
すぐに会えるなんて思ってなかったから。

「マルコス‘55…多分、君の…Aの探してる人。
ご、ごめんね…今更遅いけど…お、置いてい、って…あ、会いたかった…、!」

昔より背が伸びた兄は。
私のお見舞いに来た時のように目から雫を流した。

お願い→←voidoll



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作者名:旋風(ツムジカゼ) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/065ea8af153/  
作成日時:2017年11月4日 16時

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