検索窓
今日:4 hit、昨日:5 hit、合計:4,521 hit
小｜中｜大

9 ページ9

本当に？
もう1人の自分が語りかける。
＿＿……知らん……知っていいものやない
……本当に？
｢分からんよ、そんなん……っ｣


小学校の頃、初めて恋をした。

綺麗な黒髪の、真面目な"女の子"。

地味で目立たなかったけれど、その"女の子"と川上は仲が良かった。

好きな本、好きな歌、好きな教科……沢山話をした。

想いを伝える事は、なかった。

出来なかったんだ。

自分が臆病だった事は覚えてる。

あの子の笑顔が、太陽みたいに眩しかった事も。

だから、重ねているだけだ。

あの子と、山下を。

太陽のように笑う2人を。

10→←8



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 8.9/10 (7 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
アイコン この作者の作品を全表示｜ お気に入り作者に追加｜アイコン 感想を見る
設定タグ：qk , BL , 男性夢主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：夏みかん | 作成日時：2020年6月9日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。