マグルの優等生 ページ25
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翌日、授業の時間になってもマクゴナガル先生は現れず、猫が1匹こちらを見ている。
不思議がる生徒たち。
もしや、この猫が先生……？
と、ひとつの疑問が浮かび上がった瞬間、猫はあっという間にマクゴナガル先生へと姿を変えた。
「おはようございます、1年生の皆さん。変身術担当のマクゴナガルです。」
「すげぇや。」「あんなに綺麗に変身してるなんて！」「さすがだな。」
ざわざわとする教室の中、凛と響く先生の声。
「静かに！……今の魔法を使える者は極小数です。知っている人はいますか？」
「……はい」
「MsA」
「
「正解です。お見事、素晴らしい。」
本で読んだ知識とフィガロ自身が
「すごいわ、愛称。物知りなのね！」
「…た、たまたまよ」
「MsAの言うように、今皆さんの手元に配布した人物しか
生徒のほとんどは興味が無いようで、目の前の杖と、教科書、そして用意するように言われた小動物が気になっているようだ。
斜め前に座っているリーマス・ルーピンは何やら複雑な表情だったが。
コホンと咳払いをすると、マクゴナガル先生は言った。
「では、授業に入りましょう。まずは簡単な変身術から。皆さんの目の前にある動物をカップに変えてみましょう。」
先生は杖をひと振りし、「
物音立てることなく、静かにカップへと変化した。
生徒たちの驚く表情を見て、マクゴナガル先生は満足したように頷くと、生徒たちに杖を構えるように促した。
「さぁ、あなた達の番ですよ。ゆっくりカップに変えてみましょう。」
「緊張するわ……！！
元気よくリリーが呪文を唱える。ネズミに変化はなく、しゅんとしてしまったリリー。
「大丈夫よ、リリー。きっと、練習あるのみよ」
「そうよね！頑張ってみる！」
何度も何度も挑戦するリリー。なかなか上手くいくものではないらしい。
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霞(プロフ) - raitisayaseさん» 遅くなりました💦コメントありがとうございます！嬉しいです、カメさんですが頑張ります！！ (2022年9月20日 21時) (
レス) id: 15ecf1a3d4 (このIDを非表示/違反報告)
raitisayase(プロフ) - 続が楽しみです！頑張って下さい。 (2021年12月4日 21時) (レス) @page34 id: 9634a3802d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霞 | 作成日時：2021年1月10日 13時
