探偵社に居た藤原さんは＿＿【5】【文豪ストレイドッグス】

二幕 ページ3

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愛菜「は...、私が捨て子？う、嘘よ！だってママ達は私を愛してくれているし、可愛がってくれている。そうだ、そうだよ！逆にあんたが捨て子なのよ！きっとそうだわ！」




何を根拠にそんな事を言うんだかな。





私は、過去の履歴を全て見た。だからこそ言えるお前は藤原家の6代目当主藤原正幸...私の元父に拾われて今を生きている。





本来藤原家とは異能必ず持つもの呼ばれている家系だ。そしてそんな家に拾われたお前は、3歳の頃異能力を"手に入れた"






『人を殺して、他者から異能を奪ってな。あの爺共に見捨てられると思い込み、異能を持った人を殺してまで...』






愛菜は異能を手に入れて家族からも褒められ宴も開かれた。そんくらい喜ばれた。だからこそ調子に乗ったのだろう。他の異能力者を見つけては、姑息な手を使って異能力者を殺し異能力を奪う。





『異能力を奪った数は28つ。だが本来異能力とは一人1つでも身を滅ぼすもの、並ば何故そんなにも異能力を所持して生きているのだろうか？答えは簡単だ。』





"探偵社の福沢諭吉"と"最初に殺した異能力者の力"






『この2つの力で今の今まで生き残って、数多くの犯罪をしてきた。だが...私が知っている範囲だとこんくらいだがな。まだ他にもしているのだろう？その奪った異能で隠蔽して』





愛菜「っんで....なんで知っているのよ！！？巫山戯ないでよ！！私が折角ここまで色んな奴らを騙して頑張ったのに水の泡になったじゃない！！」





バレたら私のせいにする、なんとも見苦しいものだ顔を真っ赤にして私に罵倒を浴びせる。



愛菜「そうよ！あんたがあの時あの化物に殺されて死んでいれば！こんな結果にならなかったのよ！！！」





『ふぅん...私が夜ノ化物と戦うの乱歩を"洗脳"して、タイミングを見計らって殺そうとした、うん乱歩と話し合った事と一致している。』




奪った異能の中に、"人を洗脳する力"と"記憶を書き換えたる力"があったのは知っている。




だってそうじゃないと、理屈が合わないもの。




『真逆...私が何も知らず、此処にお前を呼んだつもりは無いんだよ。殺人鬼』






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