【おまけ】 クレトニアと見る国達・プロローグ ページ32
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⚠️注意⚠️
このお話は本来作者がおまけページとして書くはずだった小説をサボり、気力を無くした末に考えた完全解説モノ(学生設定)である。小説では無いため、「ちょっとそれ無理だわ」って人はUターン推奨。
そして本場のお国さんも出てきます。(ガッツリ名前呼びます)
では、始まりますよ。
ーー
資料を手に取り、W学園の生徒であるクレトニアはまたもや各国の文化について調べていた。
周りから異端児を見るような目で見られることをものともせず、国に関心がある、一人の学生だった。
唯一の友達である赤いリボンをつけたツインテールの褐色肌が特徴的な子が遊びに誘う時でさえも、彼女は決まってこう言う。
『ごめん、今日も先生とお話したいから』
…
【今日の講師はイギリス先生。】
「よお、またお前か…、って言っても、所詮お前しか来ないんだけどな。この特別講義」
『い、イギリス先生かぁー…!ハズレ引いた感じ、』
Aは勢いよく駆け出してW学園の一室、少し前に使われなくなった図書室へと足を踏み入れた。
そこに居たのは女子生徒から激モテのイギリス先生。元い、アーサー先生だ。
自称英国紳士を名乗るアーサー先生は、出身国がイギリスな事とよくアルフレッド先生と口論する事からその愛称で親しまれている。
この図書室は、置かれている本が国のことだらけと限定的過ぎるあまりに、学生達の意向で使われなくなった。
今は別の棟にある新図書室を皆は好んで利用しているようだ。
そんな図書室だが、私にとっては秘境同然なのだった。
「にしても、変な奴だよな。国の文化が知りたいから、俺たち講師に解説を頼みたいなんて」
『ここの学園の取り柄は多国籍学校、つまりグローバルな事なんですよ!?』
そんな廃墟と化した図書室に、学園長のご厚意で私は放課後にこうして先生と一対一で講義を受けるのが日課となっている。
周りの人と話せない私の、ちょっとした安息地。
来る先生はランダムだが、その分沢山の国のことを知れる。
文化、食、歴史…etc。
「まあ、五月蝿くされるよりはマシだけどな」
『今日もフランシス先生、知らない女の人に外で泣きついてたよ』
「あの髭いつ教師辞めるんだろうな???」
なんやかんや言いつつ、イギリス先生の講義が始まる。
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RYP!(プロフ) - おまけ書いてて一番楽しかったです。特にプロローグが一番好きですね。ココ息抜き (7月30日 0時) (レス) id: 4d2d529cd2 (このIDを非表示/違反報告)
蝋梅@世界史好き(プロフ) - 確かに、ヘタリアで性格が似てる兄弟姉妹って見たことないですね........ (5月27日 14時) (レス) @page17 id: 8ed1b41a7f (このIDを非表示/違反報告)
rey - RYP!さん» ですよね、ヘタクラのリア友とはオリキャラ作って勝手に絡ませてニヤニヤしてますn(((((( (5月15日 22時) (レス) id: 8ed1b41a7f (このIDを非表示/違反報告)
RYP!(プロフ) - reyさん» コメントありがとうございます!ですよね、ポルトさんは個人的に色気と言うよりえっっっっっ(( (5月14日 10時) (レス) @page3 id: 4d2d529cd2 (このIDを非表示/違反報告)
rey - 初めてコメントさせていただきます、続編おめでとうございます!!このシリーズずっと読んでいたのでうれしいです.....それと157話激しく同意です。ポルトさんは何より色気g(((おい (5月5日 6時) (レス) id: 8ed1b41a7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RYP! | 作成日時:2023年4月25日 21時