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「遠路ご苦労であった、飛信隊の信.......。前線での活躍は耳にしているぞ」
先生に声をかけられたのにも関わらず頭も下げない信は、昌文君に注意を受けていた。
「お前が俺を呼んだのか?」
そして、それは信の第一声だった。
態度の悪い信に私はさすがにカチンとくる。
いくら知り合いだとはいえ、今は公務だ。
先生だって、プライベートで会っているわけではないのに。
「は!?なんだ貴様。先生に向かって、その態度、無礼にも度が過ぎるぞ」
「なんだよ、哶熊Aまで!お前、敵だったのか!?」
私に注意されたところで辞めておけばいい所を、信はあえて私に突っかかってくる。
そうか。信は呂氏陣営にいる先生の事をかなり敵視している。
それならば、遠慮はいらない。言わせてもらうことは、はっきり言おう
すまし顔の私に較べ、ジリジリとこちらを睨みつける信の様子にため息をついた昌文君は思い切り、信の頭を殴る。
それと同時に信は、いでっ.......、と呻き声を上げた。
「馬鹿か貴様は!この方は軍の総司令様とその弟子の哶熊A様だぞ」
叱る昌文君に信はブスっと不機嫌になった。
昌文君も色々と苦労しているのだと思うと、可哀想になってくる。
「.......4人で話す。お前は下がれ」
先生の言葉に、ハ!と返事をし、踵を返し階段を降りていく昌文君の後ろ姿を私はぼんやりとながめていた。
「言葉を慎め、信。私は今、呂氏四柱としてでは無く、総司令として話している」
その言葉にも、信はどこか納得のいかない様子だった。
*
「.......じゃあ、丞相が李牧を呼んだのか?」
暫く沈黙がつづきハッとしたように信はまた口を開ける。
「ちょっと待て.......!丞相は李牧を殺すつもりなのか!?」
そして、再び沈黙の時が続いた。
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涼(プロフ) - 優さん» 山の民も函谷関ですかね笑当初の予定では、普通に李牧と昌平君の間で取り合いになる話を書こうと思ってたんですよ!いまや、こんなスケールが大きくなってしまいましたが.......。どうぞ、今後の展開をお楽しみください! (2019年7月26日 22時) (レス) id: 09e4b51586 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - 優さん» 初めまして、コメントありがとうございます!いえいえ、神だなんて、恐れ多いです(汗)でも、私のこんな作品で昌平君を好きになってもらえたら、本望というか、ただただ嬉しい限りです!!私も李牧とバジオウ好きですよ!李牧は函谷関の方で再び出てきてもらう予定です (2019年7月26日 22時) (レス) id: 09e4b51586 (このIDを非表示/違反報告)
優 - 恋愛に発展していけばいいんだけどなぁ…←欲張りすぎだ涼様に盛るんじゃねぇ馬鹿やろォ (2019年7月26日 3時) (レス) id: f244368910 (このIDを非表示/違反報告)
優 - あの…神過ぎませんか?私バジオウとりぼくが好きだったんですけどこの神作品を見せていただいて昌平君が大好きになりました。なんか取り合いされたいなーとか思っちゃってるんですよwwもう毎日読んでます。面白すぎです。がんばってください (2019年7月26日 3時) (レス) id: f244368910 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - kikoさん» お!kikoさん、こんにちは!そうなんですよ笑なので、私もすごい自己満で作ってます笑 蒙恬推しですか!かっこいいし頼りになって私も好きです、推せます!(語彙力が笑)了解です!私もまた行かせてもらいますね! (2019年7月22日 13時) (レス) id: 09e4b51586 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涼 | 作成日時:2019年7月7日 18時