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続き

「毎日夕方から夜にかけて気を失うくらい暴力を振られて、目覚ましで起きたら学校に行って勉強して家に帰って家事をこなして勉強して母さんが帰ってきたら機嫌を損ねないように上手いこと対応する、それが俺の日常だった。
ひどい時は家にある地下に何時間も閉じ込められた。

ナイフでお腹を切りつけられることもあったしタバコの火を身体中に付けられる時もあった。

そんな状況が終わったのは俺が小６のときかな、母さんに彼氏が出来た。俺はいないことにしてたらしくて邪魔だから施設にポイ。」

in「…お母さんは？どうなったの？」

「あぁ、結局彼氏と再婚して今は海外で暮らしてるとかなんとか。何年も会ってなかったよ。

あと施設の話するね。その施設は今はもうないんだけど、すごい冷たい施設だったよ。初めはすごい優しい人たちばっかりで信用してた、だけど実際は捨てられた子達を職員たちのストレス発散道具として扱ってた。暴言吐かれて暴力振るわれて散々だった
何人か…自さつした子も、いた。それは大人の力で揉み消されてたけどね…。
そこからかな、大人はみんなそうなんだって思い始めたの。信じられなくなった。

みんな愛してるっていうの、愛してるから暴力振るんだって

でもそんなの嘘。俺は大人にとってただの道具、ｵﾆﾝｷﾞｮｳだった。そう思ったらもうなんかどうでも良くなっちゃって…自分の存在価値が分からなくて、、ﾘｽｶとかもしたことあるし何度もしのうとした。心の底から笑えなくて涙も出なかった。

そんな時、助けてくれたのがジャニーさん。本当にたほんとにたまたま、着替えで体のアザを見られちゃって、、その後は早かった。ジャニーさんがその施設訴えて、新しい施設を自分で作って…その施設にいた子たちはみんなそこに入ってる。

デビューしたのはそのすぐ後かな。…って感じです。」

ごめんね、長くなって…と付け足して話を締めた。

みんなの反応が、怖い。

思わず俯いてしまう。前を向きたいのに、

ぎゅっ

「…へ、」