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だいちゃんが眠ってから俺らも気づいたら眠ってしまったらしい。

ふと起きたら大ちゃんが魘されていて、いつの間にか起きていた山田と目を合わせる。

…大ちゃんはいつもこうなのか？？

まあそんなこんなでとりあえず俺は大ちゃんの着替え取りに言って部屋の前なんだけど

大ちゃん泣いてて山田が慰めてるから入りにくいんだわ…でもまあいいか、普通に入ろ

「ん、大ちゃん着替え、汗これで拭いて着替えな。」

ar「っ、ごめ、ありがと…ｸﾞｽｯ」

「ん、ほらほら早くしないとまた風邪悪化するよ？」

大ちゃんの寝癖でぐしゃぐしゃな頭を撫でてさらにぐしゃぐしゃにする。
ってかどんな寝かたしたらそんなに寝癖つくんだ…？

ar「…ねぇ、」

少し落ち着いたのか、着替え終わった大ちゃんが俺らに話しかける。

ym「んー？」

ar「あのさ…明日、俺の事、みんなに話したい…」

「…大丈夫なの？」

ar「ひかと山田には魘されてることバレちゃったし…もう隠すのも限界かな、って。
いや、隠してたわけじゃないんだけどさ…言うタイミング逃しちゃって…でも仕事に影響ないし言わなくていいか、って思ってたの。」

結局これなんだけどね…と大ちゃんは困ったように笑う。

「無理して笑わなくていいよ」

ar「ぇ、」

「俺らは大ちゃんの心からの笑顔が好きなの、そんな張り付けた笑顔見ても嬉しくない…」

ym「そーそ、俺らは大ちゃんの笑顔ないと生きていけないから！笑」

ar「…ふふっ、なにそれ笑」

「あ、大ちゃんその顔だよ、まだ少し固いけど…その笑顔が俺ら好きなの、笑えない時は笑わなくていい、泣きたい時はいつでも肩貸すからさ…

無理、すんなよ」