元彼が言い寄ってくる件 (ページ9)

今日:16 hit、昨日:12 hit、合計:5,319 hit

交流会ページ9

you

家に帰ると同時に、ミンジ先輩から
メールが来ていた

明日、会社の各部署が集まり、
交流会をするらしい。
人見知りな私にとっては最悪だ

だが、これも仕事。やらなければいけない

「何とかなるよね。」

そう願って、私は眠りについた

ミンジ「みんな、おはよう。会場はあっちだから」

ジョンウォン「緊張してる？」

「は、はい。」

ジョンウォン「大丈夫、僕も緊張してるから」

ジョンウォンさんの表情からは
一切、それを感じさせないように見えたが違うようだ

それに変わってニキは何の緊張もしていないみたい。
エレベーターにある鏡で自分の髪型を
最終チェックするばかりだ。

ニキ「何？」

「...何も？」

見ていたのがバレたのか横目にそう言われたが
私は、すぐ顔を背けた

ミンジ「はいはい、仲良くねー」

優しくミンジ先輩がそう声を掛けるが
そんなの出来る訳がない

きっと、ニキもそう思っている。

ジョンウォン「...着いちゃった」

ミンジ「はい。降りて、みんな」

気付けば、会場がある階に着いていて
目の前に既に会場の大きい扉があった

ミンジ「ちゃんと挨拶してね？」

ミンジ先輩がゆっくりと扉を開けると
そこは、なかなか豪華な内装で人は溢れ返るほど
居て、みんなキラキラと輝いていた

「(か、帰りたい...)」

人見知り発動中の私、死にそうです。

.