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「おはようございます。」

ミンジ「A、おはよ。今日実は新入社員が
うちの部に来るの。あと30分後くらいに来るから
場所の案内とか説明をやって貰っていいかな?」



今日も綺麗なミンジ先輩に、そう指示された私は
流れるように「分かりました。」と言った




ジョンウォン「Aさん、おはよう」

「あ、おはようございます」


席が斜め前のジョンウォンさん。
昨日は髪型が完璧だったのに今日は
ピョンッと寝癖が付いている



ジョンウォン「僕の顔に何か付いてるかな?」

「ち、違くて。寝癖付いてます」

ジョンウォン「嘘。どこ?」


「左です。左の後ろらへんに」

ジョンウォン「んー、あ、これ?」

「そうですそうです」




ジョンウォンさんは苦笑いしながら
寝癖を撫でるが、直る気配はない
そんなジョンウォンさんが
小さい子みたいに見えて思わず笑ってしまった





ジョンウォン「やっと笑った。」

「...え?」



ジョンウォンさんの謎な発言に私が
首を傾げると同時にミンジ先輩が私たちに声を掛けた




ミンジ「もう新入社員来るから。準備してね!」

「は、はい。」

ジョンウォン「分かったー」





新入社員、か。どんな人なんだろう













.

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作者名:パーコ | 作成日時:2023年8月15日 0時

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