人は怖いもの ページ2
朝の六時過ぎ
太陽はまだ出ておらず
寒い空気が体温を奪っていく
その寒さに耐えながら火おこしの準備をする
今じゃ珍しいが私の家には電気が通っていない
私の家は近くの町から数十キロも遠くにあるため、電気がこないのだ
時々不憫に思うが別に嫌じゃない
もう慣れっこだから
火ができたので薪をくべる
冷たくなった私の身体を火の暖かさが包み込む
そうこうしているうちに陽が登り始めた
今日は何をしよっかな……
久しぶりに町に出てみようかな……
そんなことを思いながら一人で暮らすには少し広い家の中で外に行く準備をした
まるで四人で暮らしているような広い家で
物心ついたときにはパパもママもいなかった
でも何故か言葉は喋れてて生きていく為に必要な事はできた
そして人前に出てあまり目立ってはいけないという意志と
人に対する強い恐怖感を持っていた
何故かは知らない
でも言い様のない恐怖に襲われる
だから一人寂しく誰にもその存在を知られないように生活している
町に行くときはなるべく誰にも気づかれないようにこっそりと移動して、なるべく人通りの多いところは避けている
でも…人が怖いのは確かだけど
好きだったような気がするんだ
なんとなくだけど、昔何かあったような
そんなきがする
でもその事を思い出そうとすると悲しくなるんだ
何故か涙が止まらなくなるんだ
だから人は怖いものなんだって
無理やりそう納得している
そう思うと気持ちが楽になるから…
私は首に綺麗な白い羽毛のネックレスをして外に出かけた
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コップ娘(プロフ) - Skinさん» いえいえ。そんな大層なことじゃないですよ〜。これからも、頑張ってくださいね！応援してます！ (2018年1月25日 22時) (
レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
Skin(プロフ) - ありがとうございます！コップ娘さんにそう言って頂けると自身ついちゃいます(￣^￣) (2018年1月25日 22時) (レス) id: 6e41698a9d (このIDを非表示/違反報告)
コップ娘(プロフ) - 設定も物語も面白くて……ごめんなさい文才ないんでうまく言えませんが、とても面白いです！ (2018年1月22日 23時) (レス) id: 2eb1e6ecfa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Skin | 作成日時：2018年1月14日 16時
