夜の始まり t ページ39
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お風呂から上がった
私の顔をじーーーーっと
見つめてくる裕太。
「なに?」
「んー、」
「なんかついてる?」
「ううん。」
そういって、またじーっと見つめてくるから
少し恥ずかしくなってきた。
なに?ともう一度言おうとしたと同時に
「A、絶対すっぴんのほうがかわいい」
「へ?」
「ん?だから、」
すっぴんのほうが俺好きだなってけろっとして
いう裕太。
「それ、私の日頃の頑張りばかにしてる?」
「いやいや、そういうことじゃなくて」
「じゃあ、なに??」
「なんてゆーか、幼い?わかんないけど」
裕太はそう言いながらいじいじとソファの
クッションを触る。
でも、ちょっとだけ嬉しくて。
__________________好きだな。
だなんて言ってくれたことが。
「裕太〜」
「なに、ニヤニヤして」
「そういう裕太もニヤニヤしてますけど」.
「んー?」
少し赤い耳を軽く引っ張る。
裕太はなーにーとかいうけど反抗しない。
すると、裕太がいきなり寝転び出すから
私が上に覆い被さる形になった。
裕太と顔の距離が数センチで
おもわず顔を背けてしまう。
「A…積極的だね(笑)」
「ちょ、裕太が自分で…」
「はいはい、黙って(笑)」
裕太はそう言って静かにキスをくれた。
だんだん、長ーいキスに変わって、少し
辛くなる。
「ゆ、うたっ、、、」
「ん?」
そう一言答えて、また続きを始める。
そうしていつの間にか場所が逆転。
「今日は我慢しようって思ってたのになぁ」
ふふっと笑いながらも裕太の目はもう
オトコの人の目に変わってた。
「A、愛してるよ。。。」
その言葉を合図にまた2人の夜が始まる。
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作者名:のりんご | 作成日時:2019年2月14日 22時