ヤキモチ t ページ4
楽しそうな話し声、笑い声とシャッターを切る
音が混じり合うスタジオ。
その中で私は今日も、せかせかと仕事をこなす。
Kis-My-Ft2のマネージャーをしてる私。
スタジオで雑誌の撮影真っ只中。
カメラの向こうに大好きな彼がいる。
いつもはふわふわゆるゆるしてるのに、
いざとなるとメンバーの中で一番男らしかった
り、笑うとくしゃっと目がなくなる程
可愛かったり、ツンの時の色っぽさだったり
いろんな顔を持っている。
そんな彼と付き合って、
もうすぐ1年が経とうとしてた。
大きな喧嘩もなく、特に我慢してることもない。
優しいし、気遣わなくてもいいし。
でも、1つだけ。
たった1つだけ、彼、
玉森裕太に治して欲しいところがある。
「A、タマのこと見すぎ!」
笑いながらそう言ったのは、いつの間にか隣にいた太輔だった。
慌ててそばにあったミネラルウォーターを渡す。
「い、いや!みてないよ!」
「そんな照れなくていーから!」
「みてないってば!」
ニヤニヤしながら楽しそうに言う太輔は、
「はいはい。」とスルーし、一口飲んだミネラル
ウォーターを置いてまた撮影に戻っていった。
あ、
やばい、かも。
なにがやばいって
ちょっと太輔と喋りすぎたこと。
そおっと、目だけで裕太の姿を探す。
すると、案の定。
裕太は、ジッと私のことを見ていた。
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作者名:のりんご | 作成日時:2019年2月14日 22時