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8話目 ページ9

この人数でお酒を入れてしまうと、奥さんに迷惑を掛けるという事で、急遽4人は行きつけの居酒屋へ移動した



「「「かんぱーい!!」」」

江「やっと1日終わったー」

そう言いながら、ぐびぐびとビールを一気に飲み干し、ひと足早く新たに注文しだした。




「江口さんオフじゃないですかー」

夏「那月は午前中だっけ」

「うん。ラジオだけ」

メニュー表を見ながら返事のみを返す。
幾つか食べる物も注文し、アルコールを体に入れていく。

先「花ちゃんもあれだけ忙しいのに、よくYou〇be撮る時間あると思うよ」

夏「本職との優先順位はあるけど、ゲームは昔から好きだからね〜」




江「そうだ、ゲームといえば壮馬がさ」

「すみませーん、レモンサワー追加で」

江「聞けい!」

「えー…だって、壮馬くんの話すると止まらないじゃないですか」

夏「じゃぁ、下野さん呼ぶ?」

「じゃぁ、の意味とは?」



リ「あぁ」

江「呼ぶ?那月」

「んぇ?なぜ?」

夏「え?」

「ん?」


「「「・・・」」」


一瞬、4人の個室だけが静まり返り周りの笑い声が響いた。




江「やだこの子無自覚!?」

夏「まじか!?ww」

リ「こわいわーw」

「は、なに!?なんで!?」

江「いやいいけど別にww」

リ「あ、そーなんだ無自覚かw」

夏「ちょ、俺電話してきます!」

江「頼んだぞ!」

花江が電話を掛けに席を立つと、入れ違いで頼んでいた品々が届いた。




「あ、この唐揚げ下野さんが好きなタイプのやつだ」

特になんの意図もなく、思ったことを口に出した瞬間。先程と同様一気に個室が静まり返る

江「そーゆーとこよ?」

枝豆を黙々と食べ始めた那月の頭に手を乗せ、くしゃくしゃっと撫でた。

江口の目は、とても楽しそうに那月を見つめ、どこか寂しいようにも思えた。

「?」

リ「(あ、そういうやつか…苦労してんなー。江口さんも)」





夏「電話したら現場この近くだから、終わったら来られるそうだよ」

江「お、じゃぁ気合い入れて飲みますか!」

「下野さんも夏樹も、酔うと面倒くさいんだよなぁ…」

レモンサワーから緑ハイに変え、いい具合に混ざるようカラカラと音を立てながら回す。


夏「俺もなの?w」

リ「お前もだよ!」


夏樹の電話から一時間後。ふいに個室の扉が開き、
聞き覚えのある特徴的な笑い声が響き渡った

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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜!もう天国、、!ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです!(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、!大好きな声優さんと関わってるなんて、、、! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白華 | 作成日時:2020年1月30日 19時

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