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4話目 ページ5

「抜けませんでしたね〜!」

紘「いや、飯くらいいつでも連れてくけど
これ、俺のにもダウンロードして!」

「…気に入りすぎ」

楽屋に向かいながら、下野のタブレットを借りるとSNS関係のアプリは入ってなく、唯一ファンと繋がれるのはブログくらい

「下野さん、Twi〇erかイン〇タやりましょうよ」

紘「えぇ〜ブログやってるよ?」

「ファンの方と話したり、どんな風に思ってくれているか知るのは…楽しかったりしますよ」

紘「んー…考えとく」

「やんねーなこの人」

ーーーーー

生放送が終わり、楽屋で落ち着いていると『トントン』と静かな部屋にノック音が響いた

「どうぞ」

中に入るなり、いきなり飛び付いてきたのは同い歳でもある 内田真礼だった

真「お疲れさま!」

「お疲れー!今日は呼んでくれてありがとね」

真「こちらこそ、那月にずっと来て欲しいってスタッフに頼んでたから、すっごく嬉しかった!

また連絡するから、近い内に呑みに行こう!
話したい事いっぱいあるの!」

「わかった(クスッ

いつでも連絡してよ」

真「んーもう可愛いなぁ!!」

真礼は那月をもう一度強く抱き締めると、嵐のごとく楽屋を去っていく

「さて、帰るか」

鞄を取ろうと、足を踏み出すと

『トントン』

またノック音が聞こえた

真礼が何か言い忘れたのかと、こちらから扉を開けると、

紘「わ、ビックリした」

「あれ、下野さんだ」

紘「俺じゃダメなのかよ。ほら、行くよ」

「??」

頭に疑問符を浮かべていると、『はァ…』と溜息を零しながら微笑んだ

紘「飯、行くんでしょ?」

「え、今!?ちょ、すぐ行きます!」

バタバタと鞄を手に取り、廊下で待つ下野のところへ向かう。現在の時刻は、深夜0時をまわる頃

紘「よし、行くか!なに食いたい?」

「んー…この時間だと、居酒屋ですかね?」

紘「酒かよ!さっき呑んだばっかじゃん」

「あんなの、呑んだうちに入りません!」

紘「お前強いもんなぁ。…よし、俺の行きつけ連れてってやる」

「お、期待しますよ?」

紘「任せとけい」

いつもの可愛らしい笑顔で笑うと、エレベーターのボタンを押す

ポーンと、音が鳴ると扉がゆっくりと開いていく。
静かなエレベーターの中は、不思議な緊張感を生み出していった

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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜!もう天国、、!ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです!(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、!大好きな声優さんと関わってるなんて、、、! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白華 | 作成日時:2020年1月30日 19時

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