リクエスト ページ31
イベントで女性声優に嫉妬する那月さん
MC「では、最後にお一人ずつ感想お願いします」
紘「えぇー、今日はみなさん本当にありがとうございました。まぁね、僕の隣にいるこの人には?散々弄られましたけど?」
〇「そんなことしてないです〜w」
「…(これは仕事…これは仕事…)
皆さん今日は楽しめましたか?私たちはすっごく楽しかったです!雨の中本当にありがとうございました!」
ステージから退場したあと、下野は一人そそくさと楽屋に戻る那月を不思議に思った。
声を掛けようとした矢先、スタッフに呼び止められ叶わなかった
「はァ…ほんと、私ってこんなだったかな」
ポツリと零した言葉は、誰の耳にも届かず周りの雑音にかき消された
「お、森崎!お疲れ〜」
「紀章さん!お疲れ様です」
谷「どーした?落ち込んでるように見えっけど」
「…紀章さん、私って心が狭いんですかね…」
谷「え、なに何?」
「ここじゃあれなので、場所変えていいですか?」
那月は自分のカバンを持ち、会場の裏口から喫煙所へ向かった
谷「森崎って煙草吸う奴だっけ?」
「最近はないんですけど…」
谷「そんで、下野と何があったのよ」
「ゲッ…バレます?」
谷「お前が落ち込んでる時は、大体アイツ絡みだろーがw」
バシバシと背中を叩く彼は、下野同様、昔から兄のような存在の一人で、よくお世話になってる人だ
「…同業者に嫉妬したんですよ…。」
谷「え、夫婦でしょ?」
「まだ婚約段階です。仕事の一環だから分かってるんですけど、あの人結構鈍感っていうか…恋愛に関してはバカじゃないですか」
谷「ハッキリいうのねw」
煙草の灰をトンっと落とし、口に咥える
「さっきの新人さん…あの子、わかり易いくらい紘さんのこと好きなんですよ」
谷「あー…」
「余裕…ないなぁ」
谷「…お前らお互い馬鹿じゃねーの?」
「なっ、私も?」
谷「もっと余裕もてばいいと思うよ?
だって、ほら」
指さす方向を向くと、息を切らし裏口のドアを開ける下野が視野にうつった
紘「ちょ、那月!なんで紀章さんといるの!?
探したよ!!」
谷「手前がダラしねぇからだよ!」
紘「俺ぇ!?」
谷「大丈夫だ。自信持て(ボソッ
紘くーん。今夜俺んちね」
紘「ちょ、え!?」
喫煙所に設置されている椅子に座り、下野は俯く顔を覗き込む
紘「何があったの?具合悪かった?」
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蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» ありがとうございます〜! (2020年6月26日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 私もそまくん好きです!!出番増やしますー!! (2020年6月25日 23時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - 白華さん» 梶さんと壮馬くんと花江さんと下野さんが推しです〜!もう天国、、!ね (2020年6月25日 18時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
白華(プロフ) - 蜂蜜色さん» 好きな声優さんいましたか!?そう言って頂けてよかったです!(泣 (2020年6月25日 13時) (レス) id: 3f0452cc14 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜色(プロフ) - おぅふ← めちゃくちゃ尊い、、、!大好きな声優さんと関わってるなんて、、、! (2020年6月24日 22時) (レス) id: 47360ddac9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白華 | 作成日時:2020年1月30日 19時