私の仕事は声優業【下野 紘】

１６話目 ページ18

「お疲れさまですーって、何ごと？」

達「もうできあがってんの？」

福「ナイスタイミング！」

小「ちょっ、聞いてよっw」

紘「あぁもういいっ！
ほら、那月こっち！」

「え、なんで半ギレ？w」

福「い、いやｯ…w実は、さ…ww」




達「えぇ!?なにそれ可愛いんだけどwww」

紘「コイツにだけは知られたくなかった！」

達「下野さ〜ん、詳しく聞かせてよー」

紘「うるせぇっ！くんな！」

下野さん、達、小野さんの三人で盛り上がり始めると、潤さんはすかさず、私の隣にコップを持って移動してきた


潤「那月は？」

「え？」

潤「今の話聞いてどう思った？」


「んー、バカだなぁって」

潤「あははッ、言ったよww」

酒の入ったコップをカランっと揺らし、
戯れる下野さんたちを見つめた


本当に、彼は馬鹿だと思う

その笑顔に、私が何度救われたか分かっていないのだから



「歳なんて関係ないですよ。
だって、私が彼を選んだんですから(ﾆｺｯ」

潤「！…惚けるねぇ。

…あのさ、一つの意見として聞いて欲しいんだけど」

「はい？」


潤「若くてかっこよくて、金持ってる奴なんてのは沢山いる。
正直、10も離れてれば意見の違いも出てくる。

那月はそれでも、アイツでいい？」


潤さんの言うことには一理ある。
けれど、私の人生には昔から下野さんがいる


「…下野さんでいい。じゃないんです

下野さんじゃなきゃ、だめなんです」



潤「…そっか。それが聞ければ十分だよ」

潤さんはニコリと笑い、くしゃくしゃと頭を撫でた。




「そーだ、潤さん」

潤「ん？」

「下野さんが、家で私に甘えてくる話聞きたくない？(ﾆﾔｯ」

潤「なにそれ！聞きたい！ww」

紘「なんか聞こえたぞ今！」

小「はいはーい！俺も聞くー」

達「ちょ、下野さん邪魔ァw」

紘「はぁ!?お前は那月の隣座るな！」

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この作品を読んでくださっている皆さま、お身体の方は大丈夫でしょうか？
世を騒がせているウイルスで、外出できない方も多くいらっしゃるかと思います
私もその一人です
なので、できるだけ多くの楽しいお話を書いていければと思いますので、今後とも宜しくお願い致します！

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